今日は1・2限を使って、全校で生徒会種目の練習を行いました。今年の種目は「大縄」「八の字」「駆け抜け」の3つです。ルールは生徒会役員が自分たちで考え、全校に提案してくれました。練習の前には、役員が前に立ち、1つ1つのルールを丁寧に説明し、わかりやすく進めてくれたおかげで、みんなが安心して挑戦することができました。 練習が始まると、3年生の頑張りが随所で光りました。大縄では「もう1回いこう!」「次は絶対飛べる!」と大きな声で仲間を励まし、リズムを合わせようと一生懸命に声をかけ続ける姿がありました。八の字では、1年生や2年生が少し不安そうにしていると、3年生が横に立って「大丈夫、タイミングはこうだよ」と優しく声をかけ、一緒に飛んで支える姿が見られました。そして駆け抜けでは、走り抜ける速さだけでなく、仲間を応援する声の大きさでも3年生が全校を引っ張り、まさにお手本となってくれました。自分たちで見つけた課題を先生と相談しながら、解決に向けてアイディアを出し合う姿は、いい光景でした。 生徒会が考えたオリジナル種目を、全校のみんなで挑戦する姿はとても新鮮で、笑顔と声援があふれる時間になりました。特に3年生の行動や声かけが全体の雰囲気を温かくし、「体育祭は一人ではなく、みんなでつくるもの」という思いを改めて感じさせてくれました。 体育祭本番に向けて、まだまだ練習は続きますが、今日のように互いを思いやり、全校で力を合わせることで、きっと大きな感動につながっていくはずです。3年生の頼もしさと、生徒会のアイデア、そして全校の笑顔が1つになった今日の練習は、体育祭物語の新しいページを彩る、あたたかな一日となりました。