算数で、「対称な図形」について学習している６年生。

「線対称」と「点対称」の理解を確かなものにするために、いろいろな記号、標識を用いて復習しました。

学習の対象となる記号と標識は、自分たちのグーグルクラスルームに教師がアップしたものを自分のタブレットにダウンロードします。

そこには、

「身の回りの図形をベン図で整理しよう」

と、書かれ、進入禁止や駐車禁止などの道路標識６つと、学校、寺といった地図記号が６つありました。

合計12この図形を、ベン図を用いて「線対称」と「点対称」に分類するのです。

図の重なったところは、「線対称」でもあり「点対称」でもある図形。

図形をダウンロードしてベン図を描いて、分類整理開始。

パッと見ただけで判別できるものもありますが、戸惑うものもあります。

線対称の判別は、「対称の軸」を見つけられるかがポイント。

点対称は、「180度の回転」が必要。

班別が難しいものがあると、班の友だちと相談して考えます。

「これは、どれにも当てはまらないんじゃないかな」

「ううん。線対称だよ」

「えっ、なんで？」

「これ、ここに線引いてみ」

ある子が対称の軸を書き入れると

「あーーーっ」

「ほんと」

みんな納得して、分類。

タブレットだと画面上で簡単に移動できるので、一度分類したものも新たな気づきがあると、それに応じて変えていくことができますね。

子どもたちの学習の様子を見ているのは

「四日市市教育施策評価委員会」

関係者の皆さん。

市の「四日市市GIGAスクール構想」に基づいて、市内の小学校の学習でICTがどのように活用されているのかを視察に来られました。

この後、４,３,２年生の授業の様子も見られました。