はまだっ子の朝学習のメニューは、3つ。
月曜日は“はまコミ”でコミュニケーション。
火、木、金曜日は、国語、算数を中心に起訴、基本の学習。
そして水曜日が読書です。
水曜日の朝は、静かに本を読んで過ごします。
この水曜日に子どもたちが楽しみにしているのが、“図書ボランティアさん”による“絵本の読み聞かせ”です。
“はまだっ子応援団”の“図書ボランティア”の皆さんが教室で、市立図書館で選んできた絵本を、読んで聞かせてくれるのです。
その読み聞かせが、今日の1年を皮切りに、今年も始まりまりました。
子どもたちは、教師の指示でワークスペースに集まって座り、ボランティアさんに
「おはようございます。よろしくおねがいします」
と、元気にごあいさつ。
しんみりとしたお話は、ジーっと静かに。
楽しいお話は、みんなで台詞を一緒に叫んだりして楽しく。
目は絵本に、耳はお話に集中して絵本の世界にどっぷり浸り、楽しい時間を過ごしました。
以下に、各クラスで読んでくれた絵本を1冊ずつ紹介します。
◇1組「きっとどこかに 作:リチャード・ジョーンズ、 訳:福本 友美子」
ひとりぼっちのかわいそうな子犬には、帰る場所がありません。
自分のものと言えるのは、首に巻いた赤いスカーフだけ。
ある日、流れる川に落ちた一枚の葉っぱを追いかけて、子犬は町に迷い込み…。
「きっと どこかにある」と信じて、子犬は歩みを止めません。
風が吹いても、雨がふっても、あきらめずに進みます。
心ない言葉を投げつけられることもありますが、途中から子犬を見つめる女の子が登場しました。
運命の出合いかも。
◇2組「月ようびは何たべる? 作:エリック・カール、訳: もり ひさし」
「今日は、月曜日! 月曜日は何食べる? 月曜日はさやいんげん、おなかのすいた子、みんなおいで――」
と、一週間の食べ物を動物たちがご紹介。
はりねずみ、へび、ぞう、ねこ、ペリカン……動物たちは、いろんな食べ物を紹介してくれます。
さて、日曜の夕食は一体何でしょう。
いろんな発見がありますよ。
月曜から日曜までの食べ物と動物を織りこんだアメリカのわらべ唄絵本です。
◇3組「どっしーん! 文・絵:岩田 明子」
「いそげ いそげ、いそがなくっちゃ!」
うさぎくんが大きな木の角を曲がろうとしたら、鹿くんに「どっしーん!」とぶつかったら、なんだか体がおかしなことに。
あれ、「うさしか」になっちゃいました。
ツノが生えたうさぎくん、なんだか頭が重いけど
「とにかく いそげ、いそがなくっちゃ!」
こんどはわにくんがやってきて
「どっしーん!」
えーっ、こんどは「うさしかわに」!?
こうしてぶつかった動物の特徴がどんどん加わっていきます。
みんなは元にもどれるのかな?