学校日記 はまだっ子の様子

はまだっ子の様子
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2024/12/04new

5年 自然教室⑥ 夕食

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お昼ご飯の後、火おこしとスプーンづくりを体験した子どもたちは、もうおなかペコペコ。
部屋に入って荷物を整理し、就寝の準備をして夕食の時間を待ちました。
夕食は、自然の家の食堂の“唐揚げ定食”。
各班の食事係が配膳する様子を食堂の入り口から眺めていた子どもたちは、用意が調い次第席に着き、片付けのことなどを確かめてから
「いただきます」
と、あいさつをして食べ始めました。
「うんまそう」
「うん、おいしい」
おいしそうに唐揚げをほおばっていました。
よほどおなかがすいていたようで、ご飯とみそ汁をおかわりする子が何人もいました。
中には、2杯目、3杯目とおかわりする子もいたようです。
「ごちそうさま」
の後は後片付け。
食事係を中心に、ルールに則って食器類を返し、テーブルの上や床をきれいに掃除しました。

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2024/12/04new

5年 自然教室⑦ キャンプファイヤー

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夜も野外で活動するのが自然教室。
「大門池ひろば」でキャンプファイヤーを楽しみました。
キャンプファイヤー係が会場の準備を整えたところへ、懐中電灯を持った班長を先頭に子どもたちが入場し、中央の井桁を囲んで輪になりました。
代表による“はじめの言葉”があって、いよいよキャンプファイヤーの始まりです。
広場の照明に明かりは灯されているものの、そこは静まり返った山の中。
暗い森の中で見えるのは、周りの木々と空の星だけ。
そこへ、火の着いたトーチをかざした“火の精”が現れ、みんなの周りをゆっくりと1周。
正面に戻ったそのトーチは、“営火長”である私に手渡されました。
私からは、これから“誓いの言葉”を述べる3人に分火。
火を分けられた3人は1人ずつ順番に「楽しい思い出にする」ことと「自然を大切にする」こと、「協力して友情を深る」ことを火に誓いました。
そして、中央の井桁に点火のとき。
私も含めた4人が井桁の中に火を差し込むと、井桁に積まれた木に火が終え移り、高く、大きく燃え上がりました。


この後は“ボーンファイヤー”の時間。
みんなでゲームやダンスをして楽しむ時間です。
はじめのゲームは「とんだとんだ」
係が言った動物が、飛ぶものであればその場でジャンプし、そううでなければ寝転ぶというルール。
「トナカイ」
これはシカだから飛ばない、と思いましたが、サンタさんを乗せたそりを引いて空を駆けるので、これはジャンプ。
「校長先生」
みんな私の方を見て思案し、たくさんの子がジャンプ。
「校長先生、正解は」
と言って、マイクが回ってきたので
「朝、寒い時にピョンピョン跳んでいるので、正解は『飛ぶ』」
毎朝、挨拶を交わすときの私の様子を見て覚えていたのですね。


次のゲームは「木とリス」
はじめ、3人で組になり、両端の人は向かい合って手をつないでで“木”になり、その中に1人が“リス”になってしゃがみます。
そこにやって来たものによって3人は動き、改めて“木”と“リス”の組を作るゲームです。
「木こりが来たぞー」両端の“木”の子が移動
「オオカミが来たぞ」“リス”が慌てて逃げだします
「嵐が来たぞ」“木”も“リス”も逃げて新たな住処を作ります。
子どもたちだけで3人組ができないときは、教師が助っ人に。
引率以外にファイヤーの時間に合わせて駆け付けた教師が何人もいるので、その教師たちも呼ばれます。
「校長先生、リスになってください」
小さくて低い木の中に、でっかいリスが入りました。


3つ目のゲームは「ジャンケン列車」
はじめは2両連結だった短い列車が、じゃんけんを繰り返すことでどんどん連結を増やし、やがて80両ほどの長い長い列車になりました。
ジャンケンを重ねて列車が長くなるにつれて、ゲームは白熱。
勝った列車の完成と、負けた列車の嘆きがどんどん大きくなっていきました。


次はダンスタイム。
みんなで輪になってファイヤーの周りを跳ねて回る「ジェンガ」では、「右右、左左、前、後ろ、前前前」と、みんなで動き方を声に出しながら回るのですが、意地悪な係が、曲のスピードをかえるのでそれに合わせるのが大変です。
ゆっくりゆーったりスローモーションのように踊ったかと思えば、急に速くなって超早送りダンスに。
テンポが変わると笑いや悲鳴が上がり、時間とともに子どもたちの動きは大きくなっていきました。


2曲目は「マイムマイム」
となりの人と手をつなぎ、横に移動したりその場でステップを踏みながら手を打ち鳴らしたりしたら、輪を縮めるようにみんなが中央へガーーッと移動。
もう、目の前に炎が迫るほどに。
この曲も大いに盛り上がり、終わったと思ったら「もう1回」「アンコール」と、子どもたちからアンコールのおねだり。
それに答えてもう1度曲を流すと、子どもたちの動きはさらに激しくなって、脚は大きく上がり、炎中に突っ込んでいくのではと思うほどの勢いで中央へ。

そんなこんなで曲が終わり、次の曲が流れ出しました。
その曲は、運動会で6年生と一緒に演じた表現運動の曲。
運動会を再現するように“エアーギター”なども思いっきり演じていました。
ここからはちょっとしたハプニングだったようですが、音楽は止まらず次の曲が流れ出しました。
それは、組体操の場面の曲。
すると、子どもたちは、その場で一人技をし、複数人で組んで行う技は、近くにいる子に声をかけあって人を集め、扇やピラミッドを次々と完成させていくではありませんか。
そして、みんなで作るウェーブまても。
技を完成させるタイミングもばっちりです。
よくもまあ、即興でこんなことができるものだと感心してしまいました。

大盛り上がりのうちに“ボーンファイヤー”は終わり、“セレモニアルファイヤー”へ。
火の精がキャンプファイヤーの火を灯したトーチをもって山へ帰り、とっても盛り上がり楽しかったキャンプファイヤーは幕を下ろしました。


その後、この子たちが4年のときの担任から星や星座の話を聴きながら星を眺めて山の夜空を味わいました。

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2024/12/04new

2年 チョコレートは何個かな?

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今日は、掛け算の九九を使って、チョコレートの数をどのようにして数えといいか、自分の考えを友達に説明する時間でした。
前日に、それぞれのタブレットに自分の考えを書いておいたので、授業の始めに、みんなが提出したそれぞれの考えをタブレットで見ながら、自分の考えと似ているのか、それとも違っているのかを見ました。
そして、友達の話を聞きに行くという流れで進みました。



タブレットには、「ともだちメモ」というノートのページが配られていて、そこへ考えや気づきを書き込んでいくようでした。
直に書き込んでいく方法や、友達の画面を写真で撮って、それをノートに貼り付けるという方法も使っていました。

【ともだちメモ】





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2024/12/03new

持久走記録会④ 6年

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記録会2日目も、昨日同様に日差しがたっぷりな上に風のない好コンディション。
最初に登場したのは、6年生。
小学校生活最後の持久走記録会に挑みます。
それまでの“距離走”から今の“時間走”に方式を変えて3年目。
自分をライバルに、昨日の自分を超えることを目指してステップアップしていくことを目標に走る。
そのためには、ペース配分がとても大事だということは、わかっています。
子どもたちは、記録会の目標を何mに設定したのでしょうか。
教師から方法と約束事を確認する話を聞いた後に準備運動で体をほぐし、教師の音頭で
「昨日の自分を超えるぞ!」
「オー!!」
と、気合を入れてスタート位置へと移動しました。

はじめに走るグループが服装を整えてスタートラインへ。
記録用紙を挟んだ探検バッグを持ってスタンバイ。
「5秒前、5,4,3,2,1 スタート」
とのカウントダウンで走り始めました。
昨日の低学年とは打って変わって落ち着いたスタート。
子どもにとっては「プラン通り」の出だしのスピードなのでしょう。
それぞれの子が自分のペースと目標を胸に淡々と走っているような感じがしました。

周回を記録する子どもたちが、パティの走りを静かに見守る子が多いのと対照的に、走りを見守るおうちの人からは「がんばれ」「速いよー」「いいよー、その調子」などと、途切れることなく励ましの声がかけられていました。

それでも残り時間が1分、そして30秒を切ると、余力のある子は満を持してスパート。
表情を引き締めギアを入れ替えたかのようにスピードを上げていきます。
疲れがたまってきている子も、最後の力を振り絞るかのように、腕を振って、前へ前へと足を運びます。
「あと20秒だよ」
「新記録行けるよ」
子どもたちの応援にも熱が入ってきました。
おうちの人と友だちの熱い声援に後押しされて走る子どもたち。
コースわきにいると、「ハーッ、ハーッ」と呼吸の音が聞こえてきます。
「ビーーーー」
と、タイムアップを告げるブザーを聞いて、表情を緩めました。
最後の記録会が終わりました。

走り終えてバディのもとに歩み寄った子どもたちは、結果を聞いて一喜一憂。
目標を達成した子もいれば、最高記録を出せたものの目標には届かなかった子もいたようです。
走り終えてスタート位置に戻った後も、地面に寝転んで大きな呼吸を続けている子がいたので
「力を出し切りましたか?」
と、声をかけると、力強い声で
「はい」
と、返ってきました。
体調にも左右される記録はともあれ、全員が昨日までの自分を超えることを目指して走り、力を出し切ったのは間違いないと思いました。

全力で走った友達と自分に拍手を贈り、応援してくれたおうちの人にお礼を言って、小学校生活最後の持久走記録会を終わりました。

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2024/12/03new

持久走記録会⑤ 5年

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3時間目は、5年生が記録会に臨みました。
学年みんなで集まって、教師と一緒にルールや約束事を確認した子どもたちは、教師の働きかけで大きな一つの輪になり、円陣を組んで
「昨日の自分を超えるぞ!」
「オー!」
と、大きな声で3度繰り返して勝ちどきを挙げました。
各クラスのスタート位置に分かれた子どもたちは、ウォーミングアップとして、トラック1周を45秒かけてジョギングし、スターのまでの5分間はペアの子と一緒に体操や作戦タイムとして過ごしました。

5分が過ぎて、はじめめに走る子がスタートラインに並び、
「5,4,3,2,1」
「スタート」
の合図で走り始めました。
持久走が得意な子、苦手な子。
同じペースで走り抜こうとする子、後半に力を残そうとする子。
それぞれペース配分を考えた、静かなスタートを切っていきました。
子どもたちは、これまでの体育の時間の取組を通して、友だちのペースや走りの特徴を知っていて、ペアの子同士もお互いに目標や願いを理解しているようで、隣を走る子に「今日はちょっと速くない?」と声をかける様子や、ペアの子がタブレットを抱えて伴走するかのようにトラックの内側を走る姿、トラック内をふらふら歩きまわる姿が見られました。
5年生は、自分一人ではなく、みんなと一緒に支え合って走っているのだと感じました。

懸命に走っていると、5分という時間はあっという間。
「あと1分だよ」
「30秒」
と告げる声がいくつも聞こえました。
タイムアップまで、少しでも距離を伸ばそうと、多くの子がペースを上げていき、疲れと自らへの叱咤激励の両方が混じった表情で懸命に腕を振り足を前へ運んでいく子どもたち。
ペアの子、おうちの人の声援も大きくなります。
「5,4,3,2,1」
カウントダウンに続いてブザーが鳴って、ゴールを迎えました。
きっと、力を出し切ったのでしょう。
その場に大の字に寝転ぶ子もいます。
記録をとっていた子は、走り終えた子のもとへと歩み寄り、記録を伝え、
「新記録が出たんと違う?」
「やった!新記録だ」
と、一緒になって喜び、労っていました。
そして、グーグルクラスルームのスプレッドシートに記録を入力しました。

記録はともあれ、力を出し切った子どもたちは、応援に来てくれたおうちの人にみんなでお礼を言って教室に戻っていきました。

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2024/12/03new

持久走記録会⑥ 4年

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今年の持久走記録会の、“大トリ”を務めたのは4年生。
ペアストレッチで体をほぐして、各クラスのスタート場所へ分かれていきました。
スタート位置についいた子どもたちは、ペアの子と何やらコミュニケーション。
作戦タイムでしょうか。
「1分になったら『1分』て言ってよ」
「残り○秒になったら、思いっきり全力で走るわ」
「ペースは○秒やったよな」
「○周いけるかな」
「がんばって」
記録会に臨む前の最終確認をしていました。

そして、スタートのとき。
はじめに走る子がラインに並ぶと「頑張るぞー」「オー」と、自らを鼓舞し、
「5,4,3,2,1」
のカウントダウンに続いて、一斉に飛び出していきました。
“時間走”になって3回目。
子どもたちはこの方式に随分慣れたとともに、また、「ペースを保って走り続ける」ことや「昨日の自分を超える目標を持って走る」ことという、この取組のめあてもしっかりと理解されているようで周りの子を過度に意識して走ったり、スピードを上げ下げしたりする子は見られません。
特に前半から中盤は同じ速さで走ることを大事にしていることが窺えました。
疲れて途中で歩いてしまう子やおなかを押さえる子もいましたが、少し休んだだけで再びコースに戻って走り、時間いっぱい走りきろう、力を出し切ろうとしているようでした。

周回を数えるペアの子は、スタート位置にずっといて芽の前を通り過ぎるたびに周回数を指で示して声で知らせる子がいれば、コースの内側を早足で歩きながらその都度声をかける子もいました。
方法は違えど、ペアの子を見守り励ます気持ちは同じです。

そんな4年生も、残り時間が少なくなると眼の色を変わり、自己新記録の達成を目指してペースをグンとアップ。
最後の力を振り絞り、体全体を使って駆けていきました。
「ビーーーーー」
タイムアップ。
周回を数えていた子が、そのまま歩き続けるペアの子を探して近寄り、周回数を2人で確認する場面を見ると、ほとんどの子が笑顔。
このことから、みんなが全力を出し切り、多くの子が目標を達成したこと、最高記録が出せたことが窺えました。
さあ、役割を交代して、後半の記録会へ向かいましょう。

後半の走りを終えて集まった子どもたちに向けて教師が、
「新記録を出せた人もいれば、思うような結果がでなかった人もいると思うけど、昨日の自分を超えようという思いで力いっぱい走ったのはとても素晴らしい。これからもこの気持ちを学校生活で発揮してほしい」
と、記録会での子どもたちの頑張りを振り返って、願いを伝えていました。
最後におうちの人に向かって大きな声で
「ありがとうございました」
と、大きな声でお礼を言って締めくくりました。

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2024/12/02new

持久走記録会① 3年

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朝は冷え込み、カーブミラーには露が下りていましたが、その後気温は上がり、風もなくとても穏やかで、絶好の“持久走日和”になりました。
「同じペースで走り続けること」
「目標を立てて走ること」
そして、
「昨日までの自分を超えること」
をめあてにこれまで体育の時間に取り組んできた“かけ足”の取組の成果をみる「持久走記録会」を迎えました。

2時間目、全校のトップを切って、記録会に臨んだのは3年生。
子どもたちの走るトラックの周りには、既にたくさんのおうちの人が応援に駆けつけてくれています。
担当の教師の話を聞いて、この持久走のめあてと自分の目標を改めて心に刻んだら、走りに備えて準備運動。
体育係を中心に、大きな声でみんなで号令をかけながら体をほぐしました。

各クラスのスタート位置に移動し、走る人と計測する人を確認し、走る人の目標ペースを伝えたらいよいよスタートのときです。
「よーい、『ピーーーー!』」
教師の笛の合図でスタートしました。

各クラスの先頭集団は勢いよく走り出し、思いのほか速いペースで1周目を走ります。
ペアの子から
「○○さん、目標よりずいぶん速いよ」
という、驚きとも心配とも取れる声も聞かれました。
少し経つと全体のペースは整い、みんなの走りも落ち着いてきました。
タブレットを手に周回数を数える子は、ペアの子の目標ペースを知っているので、自分の前を通過するたびに、
「いい調子だよ」
「少し速いよ」
「ちょっと遅れてきたよ」
などと状況を伝えるとともに、
「がんばって」
「あとちょっとだよ」
などと声援を送っていました。

そして、4分が経過し「残り1分だよ」と声が上がりました。
この声を聞いてペースをグンと上げる子がたくさん。
同じペースを保つことがめあてであっても、余力があれば、昨日までの自分を超えてさらに記録を伸ばすために残る力を使い切ろうとする気持ちはわかります。
おうちの人とペアの子の声援を背中に受け、声援をエネルギーに変えてその少しでも遠くへと走る子どもたち。
歯を食いしばり懸命に腕を振って時間いっぱい走りきりました。
「ビーーーー」
タイマーが5分の経過をブザーで知らせ、5分間走が終了しました。
計測していた子はタブレットを手にペアの子のもとへ駆け寄り、2人で周回数を確認。
ガッツポーズをする子もいれば「やった」と口を動かす子も。
どうやらこの子たちは、目標を達成して最高記録を出せたよう。
走った子と計測した子、二人寄り添って何やら話しながらトラックを1周し、クラスのスタート位置に戻っていきました。

役割を交代して、後半の部へ。
こちらも、前半と同様に、一人ひとりが全力でこの記録会に臨んでいることがその表情から伝わってきました。
担任と話をしていたら、体育の時間のかけ足では歩いてしまう子が何人かいたけど、その子たちもしっかり走り続けていたそうです。
これも大きな成果です。
5分間の持久走で全力を出し切った子どもたちは、みんなで声を合わせて、応援に来てくれたおうちの人たちにお礼を言って、持久走大会を締めくくりました。


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2024/12/02new

持久走記録会② 1年

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3限目に登場したのは1年生。
初めての持久走記録会です。
各クラス2列に並んで教師から、「同じ速さで走り続けること」「追い越すときは外側を走ること」といっためあてと約束の話を聞いて、準備運動。
係の子が前に出て、みんなで声を出して体操しました。

水筒と“探検バッグ”を持って、自分のクラスのスタート位置に移動したら、3組はお休み。
1組と2組の白帽子の子どもたちが走ります。
1年生は、3つのグループに分かれて走るからです。
上着を脱いでスタートラインに並んだ子どもたち。
コースを囲むおうちの人たちの姿を見て、やる気はグングン高まっています。
そして、スタート!
と、ここで、“1年生あるある”その1のスタートダッシュ。
運動会の50m走と見紛うほどの勢いで走り出す子がたくさんいるのです。
あれ?
一方で、合図に気付かなかったかのようにちょっとの間立尽くし、周りの子の動きを見て走り出す子も少なからず。

それでもほぼ1周でダッシュ組のスピードは落ち、子どもたちは長い帯になって走り続けました。
走っている子のペアの子は、探検ボードに挟んだ記録用紙に周回数をチェック。
ペアの子が走っているのを心の中で応援しながらずっと目で追いかけ、目の前のコーンを通り過ぎるごとに丸を1つ塗りつぶします。

周回を重ねる中で“1年生あるある”その2が見られました。
それは、おうちの人と“アイコンタクト”&“お手振り”。
トラックを回りながらおうちの人を探していたようで、近くに来ると目をつないで手を振ってアピール。
おうちの人も「頑張れー」と声援を送りながら振り返してくれます。
なぜかその間、ペースがグンと上がる子も。
そして1分前、30秒前…。
力を出し切ろう、新記録を出そうと、力を振り絞って走りました。
「ビーーーー」
タイマーのブザーが終わりを告げて、5分間走は終了。
子どもたちの頑張りに、おうちの人から大きな拍手が贈られました。
近くのポストで止まり、その番号を確かめた子どもたちは、疲れたという表情の中にも、走り切った満足感と拍手をもらったうれしさを浮かべてペアの待つスタート位置へと戻っていきました。

3つのグループの走りを見て、素晴らしいと思うことが一つ。
それは、一人として、立ち止まる子がいなかったということです。
見ている限り、歩く子すらいませんでした。
どんなペースで走っていても、時間が立ては疲れてくるもの。
その疲れに耐えられずに止まってしまう子や、ときには心が折れて泣き出す子もいるのですが、この子たちは止まりそうになっても歯を食いしばって腕を振り、前へ前へと進んでいました。
走ることが得意でスピードを上げと走る子も、同じ速さで走り続ける子も、止まらず踏ん張る子も、みんなとってもかっこよかったです。
最後にみんなで応援のお礼を言い、手を振っておうちの人と別れました。

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2024/12/02new

持久走記録会③ 2年生

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4時間目、今日のトリを務めるのは2年生。
天気に恵まれず、体育での取り組みが十分にできなかったようですが、もちろんやる気は十分です。
「木曜日の自分を超えましょう」
と、教師に発破をかけられると、大きな声で
「はい!」
と、応えていました。
そして、体育館で体育の授業をしている3年生がびっくりするほどの大きな声で掛け声をかけながら準備体操をして、各クラスのスタート位置へと歩いて行きました。


2部制で走る2年生は、赤帽子の子どもたちから。
「では、練習で1周走りましょう。まだ本番じゃないよ」
教師の声で、いつものようにウォーミングアップとして1周ジョギングするはずが、おうちの人もたくさん観覧に来てくれた本番だからか、結構な速さで走り出した子どもたちに
「速すぎない?」
「練習だよ」
と、計測する子どもたちから声が上がっていました。
再びスタートラインに並んだ子どもたちが深呼吸をして息を整えたところでスタートの合図。
今年で2回目の記録会を迎えた2年生。
1年生ほどではありませんが、先頭集団はかなりのスピードで駆け出していきました。
1分、2分…
走るのが得意な子は、前を走る子を追い越してビューンと駆け抜けていきます。
前を向いて腕を振って、ペースを守って同じ速さで走り続けようとする子。
ペース配分を誤ったのか、歩いてしまう子がチラホラ。
でも、すぐに再び走り出して。
ペース配分や周回数の目標はそれぞれ違っても、全力を出し切ることと、昨日までの自分を超えることはみんなが持つ同じ目標です。


記録をとっている子はペアの子だけでなく、目の前を通り過ぎる子にも声援を送り、走っている子の中にも走りながら声をかける子がいて、みんなで励まし合い、支え合って新記録をめざそうという雰囲気が感じられました。


2年生の中にも、おうちの人を見つけて手を振る子が。
それまでの表情から変わり、ニコッと笑って手を振る姿に、おうちの人の応援がとても励みになり、それを自分のパワーに変えて走っているように思えました。
さあ、残り時間が少なくなってきました。
最後までがんばれ!
力を出し切れ!
「5.4,3,2,1」
みんなのカウントダウンに続いて
「ビーーーー」
と終了のブザー。
クールダウンのためにそのまま1周歩いてから、自分のクラスのもとに帰りました。
ペアの子から探検バッグを受け取ってこの時間の結果を確かめる子どもたち。
「やった!」
「新記録出たよ!」
「えっ、ほんと?新記録だ!」
「1回目より遅くなってったんだけどね、今日は超えたよ」
木曜日までの自分を超える記録を出せたことを喜ぶ声があちらこちらから聞こえました。
残念ながら木曜日の記録を下回ってしまった子もいたようですが、友だちとおうちの人に見守られて全力を出し切った子どもたちの表情は清々しく、のどを潤すお茶の味も格別だったことでしょう。

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2024/11/29

子どもたちを守るために 不審者対応講習

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四日市南警察署から講師を招いて、職員を対象にした「不審者対応講習会」を開きました。
講師から、不審者侵入に備える防犯上の設備等について指導と助言をもらった後、不審者が侵入してきた時の対応を、幼稚園を舞台にした映像を視聴して学びました。
そして、対応するうえで大事なポイントをおさらいした後、“さすまた”を実際に使っての実技講習を行いました。
これまでに使ったことのない職員を中心に2本のさすまたを使って、侵入者を倒す方法や壁に押し付けて制圧する方法などを体験して学びました。
侵入者があったときは、警察官が到着するまで時間を稼ぐことが第一とのこと。
学校は、子どもたちの安全が守れるよう、防犯設備や対策を検証するとともに、このような講習、訓練を重ねます。

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