社会科で三重県のことを学習している4年生が、“三重県の交通”について調べていました。
タブレットで「のびゆく四日市」のデジタル地図を見ながら、三重県の交通がどのように広がっているのか、班の友だちと一緒に探っていました。
主な道路は…
JRの路線は…
近鉄など私鉄の路線は…
高速道路は…
「近鉄がいっぱいあるね」
「道路も線路も、北の方が多いね」
子どもたちは、気づいたことや疑問に思ったことを口々に話し、“ふきだし”を作って書き込んでいきました。
すると、ある班の子が
「電車は、平地にたくさん走ってるね」
それを聞いた、前の席の子が
「平地は、人が多いからじゃない?」
そこで
「今、電車、平地、人、3つのキーワードが出たでしょ。
つなげて考えてごらん」
と、アドバイスすると、
「あっ、そうか。
平地には人が…」
鉄道路線のことを地形と人口と結び付けて説明し始めました。
このデジタル地図のよさは、複数の地図を重ねて透過できるところ。
交通網の地図に、市町村別に人口で色分けした地図と地形の地図を重ねてみると…
1枚の地図では気づかなかったことも見えてきたようです。