国語で説明的文章「せっちゃくざいの今と昔」を学習している子のクラスでは、この文章の要約に挑戦していました。
班で集まっている子どもたちの机上の原稿用紙を見ると、ある子の原稿用紙には
「3年1組のみんなへ 80文字」
と、書かれ、またある子は
「お家の人に 150文字」
「6年生の人に 100文字」
と、書かれています。
尋ねたら、班によって、要約を読む相手と文章の文字数が違うというのです。
なるほど、「せっちゃくざいの今と昔」にはどんなことが書かれているのか、誰にどんなことを伝えるのかを意識して要約するのですね。
文字数の制限も変えて。
子どもたちはまず、みんなで要約文を書くうえで大事なことを確認し、それから各班で、11ある形式段落のうちで必ず入れる段落はどれか、要約に欠かせない内容はどんなことか班で相談し始めました。
この相談をもとに、一人ひとりが目的に合わせた要約に臨みます。