1年生の教室では、国語科で「おとうとねずみチロ」を学習していました。単元全体のめあては。「こえに出してよもう~人物の気持ちを考える~」です。
あらすじは、ある日、おばあちゃんから手紙が届きました。手紙には、ねずみの3きょうだいのチョッキを赤と青の毛糸で編むから楽しみにしていてね、という内容が書かれていました。兄と姉は、赤と青だから、おとうとねずみのチロにはチョッキはないのだ、というのですが…

その時の登場人物たち気持ちを文章から読み取り、どのように声に出して読むといいかがめあてです。チロもおばあちゃんからチョッキをもらえると思っていたのに、兄姉に「チロにはもらえないよ」と言われ、だんだん心配になってきた様子をどのように読むかがを考えていました。子どもたちからは、「(もらえるかどうか)心配そうに読む」「悲しそうに読む」などが出されていました。人物の気持ち考え、読み方に表すことは、友だちに自分の気持ちを伝える時や相手の気持ちを推しはかるなど、大切なコミュニケーション力につながります。今後もどんどん読みを深めてほしいものです。