本校では、放課後の少しの時間を使い、様々な内容のミニ研修を行っていきます。
今回は先日行った体育科のミニ研修会の様子をお伝えします。
現在、体育科では新体力テストを行っています。
その学習のはじめに効果的な「5分間運動」をいくつか取り上げ、実際に教員が体を動かしながら研修をしました。
今回は「新聞紙」を活用した5分間運動シリーズです。
新聞を跳び越すことを楽しみながら、幅跳びの動きにつなげることができます。また、新聞をたてにすることで高跳びの動きにつなげることもできます。新聞なので、当たっても痛くはなく、恐怖感の軽減にもつながります。
新聞を胸の前に当てて、新聞紙が下に落ちないように全速力で走ります。落ちなければ新聞紙を半分に折り、再度全速力で走ります。新聞紙をどんどんと半分にして小さくすることで風の抵抗が少なくなり、新聞が落下しやすくなります。どの大きさまで落ちないように走ることができるでしょうか。この運動は、走の運動につなげることができます。
また、2人組になり、新聞で作った棒を倒れるまでに取り合います。互いにキャッチすることができれば2人の間の距離を遠くします。どのペアが遠い距離の棒を取り合うことができるか競うことで、スタートダッシュの動きにもつながります。
研修会の最後には輪になってみんなで歌を歌いながら棒をキャッチする運動にも取り組みました。これはなかまづくりにもつながる運動です。
体を動かしながら、「声」が出る、「汗」が出る、「笑顔」が出る5分間運動の研修となりました。