廊下を歩いていると、教室から楽しそうな声が‥ 覗いてみると、国語の時間。
担任の音読を聞いていた子どもたちが、愉快に笑っていたのです。
題材は国語教材「すいせんのラッパ」。
巧みな読み方で、子どもたちを引き付けるのは教師の腕の見せ所。
「‥すいせんは、大きくいきをすって、金色のラッパをふき鳴らします。
プップ・パッパ・パラッピー・プウー‥」

自分たちの音読との違いに、驚き、感嘆や笑い声も聞こえました。
続いて課題が提示されました。
「すいせんのラッパ、音読で工夫したいことは?」
それぞれ、勢いよくノートに書き始めました。
「ラッパをふくところを元気に読む」
「声の大きさや高さも変える」
「はらへった。はらへった。はらへった。のところを気持ちを込めて読む」
等々。音読へのモチベージョンが高まりました。
感染症対策のため、一斉に大きな声での音読はできませんが、音読のレベル向上が期待できます。次の時間が楽しみです。
