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2025/09/22new

【6年生】身近にある差別や偏見

| by 三重北小HP管理者

 6年生では、人権教育の授業研究を行いました。三重北小の人権・同和教育目標は、「差別や偏見を見抜き、それらをなくそうとする実践力をもった子どもを育てる」です。

人権教育は、「心の筋トレ」と私自身も教えていただきました。本当にその通りで、特効薬ではないけれど、漢方薬になるよう、子どもたちとともに学習を進めます。そうすることで、私たち大人も人権感覚が磨かれていくと日々考えています。

第1時は、世界各地の差別や人権問題について考えました。中世におけるペストから見える差別の歴史を知り、世界の人権課題について考えました。

本日の第2時は、同じ時代の日本では?から考えました。中世民衆に広まった差別意識が、感染症など科学的な知識がなく、人々の不安から広がったことも起因していることを知り、差別をなくすためには正しい情報や自分の行動を見つめ直すことが大切であることを考え合いました。より子どもたちが自分事にできるように、こんな課題で話し合いました。

「あなたが引越しをします。新しい物件で、家賃も納得価格、駅も近い、事故物件の噂あり、きれいな部屋。住めるか住めないか」です。まさに、子どもたちも私たちも考えさせられる内容です。話し合いは、「噂だけでは判断できないのでは?」「やっぱり怖いかも」…深い話し合いになりました。





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