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2025/01/31

【6年生】人権について話し合う

| by 学校長
 大池中学校代表の生徒さんと県小学校の6年生と一緒に人権フォーラムを実施しました。みんなでバスに乗って、県小学校へ向かいました。
 県小学校の6年生教室・少人数教室に、グループごとに座り、まずは自己紹介です。1つのグループに、中学生・県小・三重北小がいます。トークリーダーは、もちろん中学生代表です。「アドジャントーク」で少し場が和みましたが、初対面の人と話をするのはだれでも緊張するものです。でも、すこーしずつ、すこーしずつ、話す雰囲気が高まっていきます。
 さて、いよいよ人権に関するお題について、話し合いが始まりました。お題には「Aさんの家では、はしを使ってご飯を食べるが、Bさんの家では、手でご飯を食べる」などです。それを、「あっていいちがい」か「あってはいけないちがいか」、なぜそう思うか理由を添えて話しています。話し合いの意見には、「それぞれの国の文化が違うから、食べ物のあり方も違うと思うから、あってもいい違いだと思います」「国によって文化が違うので、手で食べる国があるのだから、自分の国の文化があっていい」などなど…すごいなあと感心させられてしまう考えがいっぱい出ていました。中には、「自分は、ちょっと『あれ?』と思ってジロジロ見てしまうかも、と思いました」と心の深くの思いを語りだす子もいました。それが「気づき」の第1歩です。これを機会に、人権について深く考え、よりよい社会の形成者へと育っていってほしいです。


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