算数科の学習で、「数量関係に着目し、何倍かを考えることができる」をねらいとした授業を行いました。教職員研修として、めあての提示の仕方や子どもたちの考えの共有の仕方など、より楽しく子どもたちの理解が深まるため、研修を深めています。
めあての提示では、先に教師がピンク色のテープを黒板に貼りました。そして、「何が欲しい?」と子どもたちに取り返しました。すると「もとにする大きさがほしい」との声。すると、ほかの子どもたちから「あー。なるほど。」などと聞こえてきます。この「もとにする大きさ」という言葉は、算数用語です。子どもたちは、昨日学習したばかりですが、学習した内容を活かした発言となりました。
その後は、タブレット端末で考えたものを、図や文章で表したものを黒板に映し出して意見の交流を行いました。「何倍かを求めるときには、わり算をつかう」までまとめて授業は終わりました。しかし、この内容は、普段の生活の中でもたくさん使う内容です。何度も練習問題などと関連させて理解につなげていきたいです。