学校だより >> 記事詳細

2014/10/24

輝け!!三滝中 No.12

| by 学校長

全国学力学習状況調査(3年)及びCRT検査(12年)の結果分析より

 3年生の学力調査結果から~(強みと弱み)~

 【国語】A問題では全体的に概ね満足できる結果でした。(強み)としては,「古文・書写・慣用句」の領域は十分に満足でき,説明文章の構成を理解し,その展開に即して内容をとらえることは多くの生徒ができていました。また,生徒質問紙では「国語が好き」,「国語の学習が大切」と考えている生徒が多くいました。(弱み)としては,B問題の「漢字の読み書き」に課題があります。また,記述式の設問の無回答率が高く,粘り強く問題を解くことができないようです。選択式の問題であっても選択肢が長文に及ぶものだと間違う傾向が強いようです。

【数学】A問題ではすべてに満足できる結果でした。(強み)特に「関数」の領域においては十分に満足でき,基礎的な知識が身についている生徒が多いということがわかりました。生徒質問紙の「数学が好き」「数学の学習が大切」と答える生徒が多くいました。(弱み)としては,B問題で文章題から必要な条件を見つけ自らの言葉で表現しなおすこと,また,資料を基に考え考察することに課題があるようです。また,全体的に無回答率が多いのも気になる点です。

3年生の学習状況調査から~(学習,生活の状況に関して)~

【家庭生活】(強み)「毎日同じ時刻に寝ている」,「2時間以上読書している」,「学校でのできごとを家の人に話している」生徒が多く,また「家で計画的に学習を進めている」「平日や休日に3時間以上学習をしている」「学習塾に通っている」「予習や難しい内容を勉強している」生徒が多いです。(弱み)「同じ時刻に起きていない」,「宿題をまったくしていない生徒」が少しだけ多いです。

【テレビ・インターネット・ゲーム】(強み)「テレビやインターネットのニュースをよく見る」生徒が多いです。(弱み)「1日当たりテレビゲーム等に費やす時間が4時間以上」,「メールやインターネットをする時間が4時間以上」である生徒が多いです。

【達成感・自己肯定感】(強み)「ものごとを最後までやり遂げて嬉しかった経験がある」「難しいことでも失敗を恐れず挑戦している」「自分に良いところがあると思っている」「自分の将来の夢や目標を明確にもっている」生徒が多いです。

【学校生活・友達関係】(強み)「友達の前で自分の意見や考えを発表することは得意」「友達に伝えたいことをうまく伝えることができる」,「友達の話や意見を最後まで聞くことができる」「学校へ行くのは楽しい」「学校の規則や友達との約束を守っている」「人の気持ちがわかる人間になりたい」生徒が多いです。(弱み)「いじめはどんな理由があってもいけない」に対して「どちらかといえば当てはまらない」と答える生徒が少し多いです。

【社会貢献・社会への関心】(強み)「新聞記事を読んでいる」「ニュースへの関心をもつ」「地域や社会をよくするために何をすべきか考えている」「人の役に立つ人間になりたいと考えている」生徒が多いです。(弱み)「地域や社会のできごとへの関心をもっている」「地域行事への参加する」生徒が少ないです。

【学習・授業】(強み) 「授業の中でわからないことがあったら先生にたずねる」「総合的な学習が普段の生活の役立つ」「生徒の間で話し合う活動は考えを深めたり広げたりすることができる」「自分の考えを発表する機会が与えられていた」に対して当てはまると答える生徒が多いです。(弱み)1・2年の授業を振り返って,「インターネットや本を使って調べ学習がよくおこなわれていた」「自分で情報収集・整理をして学習している」「授業開始時に目標や目当てが明確にされていた」「授業終了時に学習内容を振り返っていた」に対して当てはまると答える生徒が少ないです。

今後の取り組みについて

今回の調査によって,大多数の生徒は,自己肯定感や達成感が高く,将来への夢を持ち,友達を大切にして学校生活に満足していることが伺えました。これは,学校において班活動や行事,総合的な学習の時間,人権学習等を通して「なかまづくり」を進めてきた成果であると思われます。しかし,「いじめはどんな理由があってもいけない」に対してどちらかというと当てはまらないと答える生徒が少し多いことが気になります。これからの学習の中で,「なかま」の意味や意義について今一度掘り下げてみる必要があります。

家庭生活においてはほとんどが満足できる結果ではありましたが,起きる時間が不規則であったり,宿題を全くしなかったり,テレビゲームやメール・インターネットに費やす時間が多く,睡眠時間や家庭学習の時間を削られている生徒が多いという課題がみえてきました。今までの生活を家族で見直し,ルールを決めてゲームやインターネット機器の正しい活用をおこなえるようご指導をお願いします。

このような結果分析をふまえ,学校では普段の授業において(強み)についてはさらに伸ばし,(弱み)については子どもたちの理解が深められるよう工夫し改善し,目標や目当て,学習内容の振り返りを大切にした授業をおこなっていきたいと考えています。また,学習の定着のためには,家庭での復習を中心とした学習も重要となってきます。是非とも家庭でのご協力と見守りをよろしくお願いします。

能・狂言教室

25日の2・3時間目に「能・狂言教室」をおこないました。能・狂言は日本の古典芸能の一つで,その歴史は古く室町時代に成立した演劇だそうです。江戸時代には日本語を伝える役目をしていたようです。

楽器の紹介,実際の衣装の着付け,動き,能面などを見せていただき,現在使用している楽器の古さや高額さに驚きをうけたこと,小さなころから能の練習をしていることなどは実際に話を聞かないとわからないことばかりでした。生徒が実際に舞台に出てきて,能の動きを指導していただく時間もありました。


11:54