6月10日(火)6年生による奈良県への社会見学がありました。
社会見学のめあては、「現地の方の説明や建築物をしっかりと見聞きし、社会科で学んできた学習内容を学び直したり、予習したりする」「修学旅行につながるように集団行動をとる」でした。


この日はあいにくの雨天でした。そのため、出発式は中央玄関内で行いました。
行程、引率の先生等の紹介後、バスに分乗して学校を出発しました。
バスは順調に高速道を進みましたが、奈良県境を越えたあたりから、ノロノロ運転になりました。やがて、断続的にとまることも増えました。
渋滞の原因は、高峰ICを過ぎたあたりでの大型乗用車の事故でした。
そのため、見学の順序を変えて対応し、奈良公園の昼食会場に到着した時には12時を過ぎていました。
昼食後は、班別行動を取りやめて学年行動としました。二月堂、三月堂、鐘楼、行基像等を見学し、東大寺を参観しました。


大仏さんと対面すると、やはり、「大きい!」という声が聞かれました。境内の敷地も広かったです。子どもたちは奈良時代に造営した歴史を感じ取っていました。




奈良公園を後にして斑鳩町の法隆寺へ移動し、15時頃到着しました。
本来は、最初に訪れる予定の見学場所でした。


この時刻になると、他の見学者はほとんど見えず、時間制限はあるものの、ゆったりと見学することができました。
寺を管理する方からは、法隆寺の独自のつくりや、法隆寺の七不思議についての説明を受けました。先人の知恵を学ぶことができました。
16時過ぎに学校へ向けて移動しました。
学校到着の時刻が予定より遅くなったため、急遽、保護者の方にお迎えに来ていただきました。みなさんに都合をつけていただき、感謝しています。
教室を離れて、実際の建築物や関係場所に訪れて学習することができ、深い学びにつながったと感じています。今後、日本の歴史に興味・関心を持つ子どもたちが増えるように願っています。
