一般的に授業では様々な問いが投げかけられ、それに対する答えを巡って思考を働かせる過程が中心となります。一問一答でパッパッと進むと効率的に見えますが、深い学びを達成するには、問いと答えの間を行ったり来たりと長く、分厚くさせることが大切です。
小学校の低学年頃は、一つ一つの知識の定着を確認をするために、「いいです」「同じです」とみんなで言い合うような授業も必要かもしれません。しかし、学年が進むにつれ、答えに至るまでの道筋を自分の言葉で説明できるような力も大切になります。
中学生はというと、
人前で間違えたり自分の考えをいうことが恥ずかしい時期でもありますが、人と異なることを恐れず、真理を追究しようとする姿勢は学びの命です。自ら挙手したり、相互に指名しあったりする授業を大切にしたいと思います。
2年生数学

3年生理科

わかは自立

1年生美術

※タイトルの「立志は特異を尚(とうと)ぶ〔志を立てるには、人と異なる
ことを恐れてはならない〕」は、吉田松陰が門下生に贈った漢詩の一部です。