学校日誌

 学校日誌     >> 記事詳細

2022/10/20

【学校長】真の学力を育むために

| by 学校長
 本日は、PTA文化教養部の皆さま方にお世話になり、挨拶運動を実施いただきました。さわやかな挨拶から今日一日を始められましたことに心から感謝いたします。
 さて、本日の授業は山場に差し掛かるところが多く、見どころ満載でした。2年生数学は、「三角形の内角の和は180度」の証明でした。小学校で既習の当たり前の知識ですが、新たに学習した同位角・錯角を使って自分の言葉で自分なりに説明しようとしていました。真の学力はそういった過程から生まれるのだろうと思います。
 1年生社会では、ブラジルについて学んでいました。ブラジルといえばコーヒーというイメージがありますが、グラフを読み解くと、近年、コーヒーの輸出は減っています。ところが、コーヒーの生産は今も年々増えています。この矛盾の中から、ブラジルの工業化の実態が浮かび上がり、新たなイメージが生まれたようでした。
 3年生国語は、魯迅の「故郷」をもとに、登場人物の心情に迫っていました。電子教科書で登場人物の関係を整理することにより、はっきりとは書かれていない心の機微を想像することができ、「胸を突かれた」理由が共有されていきました。
 また、3年生家庭においては、18日と本日、水沢保育園へ保育実習に出かけました。戸惑いながらも積極的に話しかけ、幼児とのかかわり方を学ぶ機会となりました。保育園様におかれましては、本実習にご協力いただき感謝申し上げます。

2年生数学 互いに聴(訊)きあう関係が基盤になっているようです


1年生社会 「疑問、躊躇、心理的困難な状況、ここに思考は始まる(j.Dewey)」


3年生国語 図にしてみることで読解は深まるようです


3年生家庭 目線を下げて微笑みかけていました

15:55