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2026/09/24new

第2回「四日市公害学習」講演会

| by 今日の塩中

 第1回に引き続き、元塩浜地区連合自治会長今村勝昭さんをお招きし、第2回講座を開催いたしました。今回の講演は、過去の教訓を現代、そして未来の地球環境の課題へとつなぐ、非常に深い学びの場となりました。

 私たちは今、スマートフォンや自動車、衣服など、多種多様な化学物質の恩恵を受けて豊かな生活を送っています。しかし、その便利さの足元にある環境や歴史について、私たちはどれだけ知っているでしょうか。今回の講演会では、日本の四大公害の一つである「四日市ぜんそく」の公害裁判をテーマに深く学びました。さらに講座では、過去の公害問題だけにとどまらず、現代の地球温暖化による異常気象、海洋プラスチック汚染、そして昨今ニュースで見かける「なぜクマが街に出没するのか?」といった身近な生態系の変化にいたるまで、いま私たちが直面している現代の環境課題についても、みんなで一緒に考えました。

生徒たちの振り返り

 講座を終えた生徒の皆さんは、公害裁判の仕組みや歴史の教訓について、深く考えさせられる多くのハッ見があったようです。

  • 「企業側が『法律を守って操業している』と主張しても、実際に健康被害が出ている以上、責任を免れないという判決に納得しました。単にルールを守るだけでなく、自分たちの行動が周囲に与える影響を先に見通すこと(予見可能性)がどれほど大切かを知りました」
  • 「『自分の会社の煙は届いていない』と言い訳をしても、コンビナートとして密接に連携して活動しているなら全体に責任があるという『共同不法行為』の考え方に驚きました。一企業だけの問題にしないこの判決こそが、社会を変える力になったのだと分かりました」
  • 「今の私たちが当たり前のように便利な生活を送れているのは、こうした公害裁判を命がけで闘い、環境を守ろうとした人たちの犠牲と努力の上にあるのだと痛感しました。この歴史を決して忘れてはならないと思います」

 過去の歴史を学ぶことは、これからの未来の地球を守るヒントになります。今村勝昭さん、貴重なご講演をありがとうございました。



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