今日は、2限目に1年生の教室で道徳科「あなたはどんなものがすき?」の研究授業がありました。
授業のねらいは、「性別に関わらず、好きものを自由に選ぶことができる大切さ」に気付くこと。また、一人一人に個性があり、互いに認め合うことの大切さに気付いて、相手を尊重しようとする態度を身に付けることです。
授業では、まず、おもちゃ売り場で「あなたがお店の店員さんなら、これらのおもちゃをどのように並べますか?」という問いから始まります。子どもたちのタブレットに教材を配布し、おもちゃの並べ替えをしました。



「すぐに遊べるおもちゃ」と「組み立てながら遊ぶおもちゃ」、「大きな箱に入っているおもちゃ」と「小さい箱に入っているおもちゃ」で分けている子もいましたが、多くの子が「男の子が遊びたそうなおもちゃ」と「女の子が遊びたそうなおもちゃ」で分けていました。
そこで、次のイラストを見せました。
「何だか、変?」「なんかおかしい?」という反応をする子も。そこで、「男の子用、女の子用ってあるのかな?」と考えました。
「男の子でも、女の子でも、そのおもちゃで遊びたいのなら、いいんじゃない?!」
もし、身近にそのおもちゃで遊びたいと言う友達がいたら、どんな言葉をかけるについて考え、ペアでロールプレーしました。
今回の授業を通じて、子どもたちからは、「男の子用、女の子用が決まっていたら、好きなものが買えない。決まっていなければ、好きなものを買える」「男の子用、女の子用はないと思う」等の感想を持ちました。
放課後の事後研修会では、「1年生から学習規律がしっかり身についている」「話している子の方向をしっかり見て話を聞いている」「子どもたちがよく鍛えられている」等の話が出る一方、子どもたちがあまりにも素直に教師の意図する方向へ考え方が進んだため、子どもたちの考えをもう少し揺さぶる場面も必要ではなかった等について協議しました。


例えば、子どもたちから「男の子でも、女の子のおもちゃが好きな人もいるから、男の子用、女の子用はないと思う」という意見が出ましたが、「‟女の子のもちゃ”が好きな人もいるから・・・ということは、女の子用のおもちゃがある、ということ?」と切り返したり、「男の子用、女の子用はないんだよね?!」→「ない!(子どもたち)」と確認した後、「でも、おもちゃの箱に『男の子用』『女の子用』と書いてあるよ」と画像を提示したりして「これは、どういうこと?」等と、まだまだ世の中にあるジェンダーに対面させて揺さぶる方法などの意見が出ました。


次回の授業では、他国の民族衣装や好きな色の服装などについて、子どもたちが考えます。ご家庭でも、ぜひ話題にしてお子さんの考え方の幅を広げていただけたらありがたいです。どうぞよろしくお願いいたします。