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2022/03/18

【テーマは つなぐ】第5回 中学生と語る富田の未来(第2部)討論会

| by 富田中学校 今日の富中
  第2部は討論会。富田地区まちづくり協議会のみなさんはパネリストとして、生徒からの意見や提案、質問等にそれぞれが担当する分野について回答をいただきました。
 昨晩、宮城県・福島県沖で震度6を超える地震が発生したばかりで、生徒たちからも「富田地区の防災について」の観点から、「富田地区には避難個所が少ないように思う」という意見がでました。それに対し、防災隊長である渡部悟さんから、「防災について」自助・共助の視点から真剣にお話しいただきました。話はどんどん熱をおび、真剣に子どもたちの目を見て答えていただきました。


 
 十四川と環境を守る会 十四川部門事務局を代表して、辻井明子さんに生徒たちからの質問や意見に答えていただきました。「十四川の水が汚くなっている」「富田地区に桜まつり等を紹介するような資料館や歴史館があるとよい。そうしたら、もっと人があ集まると思う」。「桜祭は、どうしても近鉄沿線での祭になってしまう。もっとJR側にも案内やアピールをするようなものを作成してほしい」など現実的な意見もでてきました。


 
 富田地区の祭といえば、「鯨船」「石取祭」があげられます。ユネスコ無形文化遺産として、「鳥出神社の鯨船行事」が圧倒的に有名です。しかし、そんな祭にも生徒たちからはいろいろな視点からの意見が出ました。
 「自分は石取りなどは地域がちがうので行きづらいです」「もっと誰もが参加しやすいような祭になるといいと思う」という意見にし対しては、まちづくり協議会事務局長の加藤正彦さんから、「今の意見については、私たちも考えているところです。特に後継者の問題なども課題」と回答していただきました。祭への参加は、祭の中に入るだけではなく、山車の修理・継承・保存などにも参加できる。そのように、できることから参加してもらえると嬉しい。


 
 北村町の石取祭の法被を持参し、注目をあびた生徒からは、「ぼくは、富田の良さは人の優しさとあたたかさだと思います。この良さと人とのつながりをこれからも大切にしていきたい」と伝えてくれました。この言葉に、参加された9名のみなさんから大きな拍手をいただきました。



 まちづくり協議会事務局長であり、鯨船四艘会代表の加藤正彦さんからは、富田地区の鯨船祭について、その歴史から現在の課題、そして未来にむけての思い等をしっかりと伝えていただきました。



 富田地区連合自治会会長であり、まちづくり協議会会長である 渡辺文一さんは、中学生からの意見にしっかりと耳を傾け、優しい表情で発表から討論会まで見守っていただき、生徒に安心感をもたらせていただきました。
 子どもたちへ伝えたいことだけではなく、学校でも「地域に目を向ける取組や活動を考えてほしい」という要望もいただきました。



 今年度も富田地区まちづくり協議会の全面的なバックアップをうけ、多くのご配慮をいただくとともに、感染症対策を徹底しながらではありますが、開催ができたことに感謝いたします。コロナ禍で、「できない」「やらない」「やれない」ではなく、「できるために何が必要なのか」「どうしたらできるのか」を共に考えてきました。学校は、「地域の中の大切な学校」であるとともに、「地域の方々の期待や希望」、そして、未来がたくさん詰まっている場所です。
 富田中学校の学校づくりビジョンの3つの決意の中に、『保護者や地域と協働し高め合う学校』があります。そのの具現化にむけて、今後も継続して取り組みたい活動です。


 
 取材にきていただいたCTYでは、3月22日(火)にこの様子が放映されます。①18時から ②21時から ③24時からです。ご視聴いただけると嬉しいです。



09:15

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