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2024/04/08

令和6年度始業式

| by 富洲原中HP管理者
 4月8日(月)、令和6年度の始業式を行いました。始業式の前に、定期異動で着任した11人の職員を紹介しました。
 始業式では、校長から次のような話をしました。

 令和6年度の始業式である今日、みなさんは1学年ずつ進級しました。午後には64名の1年生が入学し、生徒数は200名となります。中学校ではこうして、1年サイクルで約三分の一の生徒が入れ替わります。だから学校の雰囲気も、年度によって大きく変わるはずです。
 令和6年度の富洲原中学校の雰囲気はみなさんがつくっていきます。お互いに学び合い・高め合う、力を合わせて成し遂げる、そんな協力的な雰囲気をつくってほしいと思っています。

 ところで、富洲原中学校では「自主的で、真面目で、忍耐強く」という校訓を、よく目にします。みなさんはきっと、この校訓を暗記しています。この校訓について、いくつかの考えを共有したいと思います。

 最初に、自主性について話します。「自主的に」という言葉は、他者からの指示や強制ではなく、自分の意志や判断に基づいて行動することを指します。中学校では、学習や行動の目標を自分で設定し、それを達成するために努力することが大切です。あなたが自主的に行動し、自らの学びや成長に責任を持つことが、将来の成功への第一歩となります。

 次に、真面目さについて話しましょう。「真面目に」は、真剣に、または本気でという意味です。学業や生活に真面目に取り組むことは、自己成長や周囲との信頼関係を築くうえで重要です。真面目に取り組むことで、あなたの能力が発揮され、最大限のoutputを出力することができます。そして、あなたが真面目に取り組む姿は、周囲の人々に影響を与えることができます。

 最後に、忍耐強さについて考えてみましょう。「忍耐強さ」は、困難や逆境に耐え、諦めずに努力を続けることです。人生には様々な試練や挑戦がありますが、忍耐強く取り組むことで、困難を乗り越えることができます。中学校においても、忍耐強さは、目標に向かって進むために必要です。途中で躓いたり、失敗したりしても、忍耐強く立ち上がり、再び挑戦することが大切です。

 「真面目に、忍耐強く」行動するか、「本気を出さず、すぐ諦める」か。私たちは、どちらを選ぶこともできます。しかし、自分の行動の結果はすべて自分に返ってきます。
 これから1年間のみなさんの自主性、真面目さ、忍耐強さに期待して、始業式のあいさつとします。


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