３０日（金）、中学生と小学６年生、保護者の皆さん、地域の方々を対象にした、ＰＴＡ主催による人権講演会と人権フォーラムを行いました。
　講師として、昨年も富洲原中学校に来ていただいた中倉茂樹さんに加え、今年は脳性まひで重度の障がいがある「プロマジシャン」の森裕生さんを迎え、マジックショーと講演を行っていただきました。
　森さんによるユーモア溢れるマジックの数々や、中倉さんの軽快なトークに小６の児童や中学校の生徒たちも引き込まれ、自分の中にある「差別心」に気づかされているようでした。「一人ひとりが神様から与えられた命」「自分や相手をけなさないで」「もし生まれ変われるならもう一度脳性まひで生まれたい」「差別心は誰にでもある。隠さず、出してきれいにするしかない」といった、一つひとつの言葉に真剣に耳を傾けていました。
　その後、１年生は小学６年生と人権フォーラムで自分の想いを話し、２年生はホールで中倉さんから結婚差別についてお話を聴き、３年生は教室で討論を行いました。


　人権フォーラムでは、昨年、小学生として参加した中学１年生がリードして交流を進めていました。