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2025/12/18new

(1年)地域学び場② メリノール学院中学1年生との交流協働活動

| by 大池中HP管理者
御池沼沢植物群落の保全活動で集めた草を積み重ねて、『御池古墳群(直径13m程の円墳)のカタチを作ろう!』いくつ古墳群が作れるかチャレンジ!!大池中学校1年生と四日市メリノール学院中学1年生で協力をして作り上げよう!さあ、頑張るぞ!!

四日市市シティプロモーション部文化課の石田さん、田中さんご指導のもと、御池沼沢植物群落(東部指定地)に到着をした子どもたちに対して説明をしていただいた後は、子どもたちの保全活動がはじまりました。大池中学校1年生と四日市メリノール学院中学校1年生との交流・協働活動は保全活動というテーマの中、みんな一生懸命に取り組んでくれています。広大な植物群落に合計200人を超える子どもたちと先生方が一緒になっての保全活動。班で1枚のブルーシートを用意して、その上にいっぱいの草を集めます。天気に恵まれ、汗をかくほどの気持ちの良い快晴のもと子どもたちは「御池古墳群を作ろう!」という目標に向かってみんなで頑張っています!



日々の学校での教科授業から離れて、地域に出かけての活動。地域資源を守る活動。初めてのメリノール学院中学校1年生との交流・協働活動。すべてが新鮮で、すべての活動に目的があり、参加した子どもたち全員が、保全活動を頑張る意義をみんながきちんと理解をして取り組んでいます。だからこそ、全員の動きには「やらされている活動」ではなく、「自ら進んで仲間とともに楽しく笑顔で取り組む活動」になっているのだと思います。子どもたちは、仲間と一緒に取り組む心地よさと、居心地の良さ、あったかさを感じながら一生懸命に取り組みました。



直径13m程の古墳(円墳)の完成を目指して頑張っています。しかし、意外と直径13m程の円墳を作り上げるのは大変でした!学芸員の田中さんは、「もっと大きな古墳(円墳)ができる予定だったけどなあ」という言葉のように、すべての集草作業が終わっても小高い山盛りの古墳にはなかなか近づけませんでしたが、大池中学校1年生の子どもたちとメリノール学院中学校1年生の子どもたちがともに頑張って、汗をかきながら取り組んだ活動の成果は大きな学びへとつながったと思います。


活動のまとめの言葉を石田さんからいただきました。「大池中学校のみなさんと、メリノール学院のみなさんの頑張りによって、御池沼沢植物群落の保全活動がここまで素晴らしくできたことに感謝します。みんなありがとう!」というお礼の言葉をいただきました。そして最後には、「トウカイコモンセンゴケの種」の植物観察もさせていただきました。交流・協働活動の目的がしっかりと達成し、一人一人の子どもたちの頑張りによって、私たち教職員がイメージしていた以上の学びと体験が出来たと思います。本当に貴重な地域資源を活用した生きた学びをさせていただきました文化課の石田さん、田中さんに感謝です。そしてメリノール学院の校長先生はじめ、先生方にも感謝です。ありがとうございました!そして大池中学校の1年生の子どもたちと、メリノール学院の1年生の子どもたちに感謝と大きな拍手です!ありがとう!


【子どもたちの振り返り(感想から)一部抜粋して】
■保全活動を通して、植物の「すごさ」についてわかりました。希少な植物を守るためには、水や温度、周りの環境などが大事でしたが、「ヤチヤナギ」や「ミクリガヤ」などの希少植物は気温に左右される植物であり、大池中学校のすぐ近くに生息していたので、そういう部分がすごいなあと思いました。その貴重な希少な植物を守るための活動に関われたことは、とっても嬉しかったです。実際に体験してみて、とても大変な作業でしたが、やりがいがあってよかったです。この保全活動で、「植物についての偉大さや、興味が深まってきました」。植物から「これからも大切にしたい」という気持ちを考えることができました。この気持ちを大切にしたいです。
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