前号のHPでも紹介させていただきましたが、先週8月1日(金)は「大池中学校教職員研修会」及び「校区内学びの一体化に関わる研修会」を1日かけて実施しました。そして、今週に入り、8月4日(月)の午前中は「教職員研修会第2弾」として『教職員人権感覚ブラシュアップ研修』を実施しました。
本校の人権教育担当の2名の先生方がファシリテーターとして研修を進めていただきました。『部落問題の解決に向けた教育について』グループ討議を中心として、個人としても組織としても大切な「人権感覚を磨く」ための話し合いやグループ討議を中心に実践しました。








■話し合いの主題①は・・・
「日常の生活場面や社会の制度・慣習・出来事等の中で、人権の視点から「気になること」「問題だと感じること」を出し合いましょう!
■話し合いの主題②は・・・
「事前研修(リーフレット、動画視聴)と本日の研修を振り返り、「部落差別をなくすために自分ができること」を整理しましょう!
先生方の振り返りからは・・・【先生方の感想や振り返りから一部抜粋して】■「部落問題の解決に向けて考えることは、意識的に意識しないと意識できない問題である、だからこそ、他の人権課題においても同じことが言えると思う。まずは、意識的に目を向けること、見ようとすることを大切にし、アンテナを高くして子どもたちに向かい合っていこうと思いました」。
■『人権感覚を磨くこと』『子どもたちを差別の加担者にさせないこと』『日々の日常の教育の中に、人権教育があること。』部落問題はなかなか見えにくいものでもある。だからこそ、差別の実態を正しく知り、子どもたちも教職員も日常の教育活動を通して人権感覚を磨き、高めること。見ようとしなければ見えないことに気づくチカラを身に着けさせたい。身に着けたい。
■『全教職員で部落問題(部落問題学習)について話し合う、語り合う機会ができて大変有意義な時間となった』「部落問題学習はなぜ必要なのか」について、教職員経験の差がある教員同士が思いを語り合い、自分自身が取り組んできた人権教育、部落問題学習の在り方を振り返る、見直すきっかけとなり、日常が人権教育であることを考える時間となった。
今後も、大池中学校では、日常の教育活動から「人権教育」を大切にした子どもたちとの関わりを継続していきたいと考えています。