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2025/11/18new

3年1組「道徳 法教育最終日」模擬裁判 有罪か無罪か議論を深めあって。

| by 大池中HP管理者
今年度の大池中学校では、地域関係機関の皆さまや、ゲストティーチャーをお招きして、『特色を活かした「学びの場」の教育実践』にチカラを入れています。


今回の3年生「法教育」における出前授業や「保育体験学習」、2年生の「企業経営者による講演会」や「職場体験学習」、1年生の「御池沼沢植物群落自然観察」、鷲見雅次さんの「移動壁美術館」のように、日常の学校における教科授業だけでは学べないことも、地域のみなさんや、社会で働く人たちのチカラを借りして学習できる学びを意図して多く取り入れています。そして、大池中学校だよりやホームページ等でも積極的な発信をして学校の様子を広くお伝えさせていただいてきました。

その中でも、3年生の「道徳授業における法教育」はある意味特別で、子どもたちの印象に強く残る授業になったと思います。それは、講演会や講義形式の授業ではなく、子どもたちが刑事事件をもととした模擬裁判を役割を決めて、子どもたちと担任の先生で作り上げる授業だからこそだと思います。法廷をイメージして設置された教室で、検察官及び検察庁事務官がコーディネーターとして授業をアシストし、それ以外は徹底して子どもたちが体験し、議論して授業が進行されていく。だからこそ、子どもたちは目を輝かせて、みんなが意見を出し合い、意見を戦わせての授業に夢中になっていくのです。


3年生の強み!3年生のすべてのクラスにおいて、班の中で一人一人が自分の意見や考えを出し合うことができること。そして、その意見を一人一人がしっかりと話を聴くことが出来ること。その強みは、最終日の3年1組の中にもしっかりと活かされていました。何より3年1組のあたたかい雰囲気の中、議論し合うことが楽しそう!1人1人にしっかりと居場所があるクラスだと感じました。


先週11月14日(金)の5限目・6限目の3年1組「道徳授業(法教育)」の様子から。3年生最終日となった法教育授業。

大池中学校で今年度はじめて実施した「法教育の出前授業」が14日(金)の3年1組で最終日を迎えました。津地方検察庁から、3年生5クラス分(5時間分)の授業に対して、毎時間2~3名の検察官や検察事務官に講師先生としてお越しいただきました。

ある刑事事件をもとに、子どもたちや担任の先生が『裁判官・検察官・被告者・弁護人などの役割を担当しながらの模擬裁判体験』を通して、「有罪か無罪か」の判決に対してとことん議論し合う道徳授業。法や司法制度、これらの基礎になっている価値を理解し、法的なものの考え方を身に着けるための教育が『法教育』です。

先週の3年1組の授業を参観しても、子どもたちが授業の大きな目的やめあてを理解し、担任の先生とともに学び合える授業を展開してくれました。3年生すべてのクラスにおいて、道徳授業における法教育の実践は教育効果のある大きな学びへとつながったと思います。

このような貴重な学びの機会をつくっていただきました「津地方検察庁の検察官・事務官の皆さま、本当にお世話になりました。ありがとうございました。心からお礼と感謝を申し上げます」




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