今年度の『水泳授業』がはじまりました。保護者の皆さまに配付した文章でも紹介したように、1学期終業式までの合計10時間程度の授業数にて水泳授業を実施します。
今年度から「AED(自動体外式除細動器)」を水泳授業期間だけ、大池中学校設置用AEDとは別で、プール用として準備いたしました。
体育科の授業担当の先生だけではなく、子どもたちの安心・安全の確保を一番に考え、必ず毎時間1名の授業担当以外の先生にも水泳授業のお手伝いをしていただきます。



コロナ禍が終了し、その影響を強く受けていると思うのが『水泳授業』だと思います。
25mを泳ぎ切れる子どもたちの割合が全国的に激減していると言われる昨今。本当に残念なことですし、いのちに関わるとっても重要なことでもあると思います。中学校の体育授業では、中学校1年・2年次において、「クロール」・「平泳ぎ」・「背泳ぎ」・「バタフライ」の泳法の中からクロールと平泳ぎのいずれかを含む2つの泳法を選択して取り組むことになっています。また、中学校3年次から高等学校入学年次までには、上記の4つの泳法と合わせて、「複数の泳法で(長く)泳ぐ、またはリレー」となっています。



小学校低学年時から「水遊び」、「浮く・泳ぐ運動」、「水泳」というようにそれぞれの段階における技能の習得及び、基本泳法を習得してより長くおよげるようになることを、手と足のバランスや、呼吸のバランス、体全体のストリームラインを意識した泳法を繰り返し行います。10時間の水泳時間を大切に少しでも子どもたちが、仲間とともに水泳授業を楽しみながら、少しでも基本泳法をマスターして、少しでもマスターした泳法を活用しながら長い距離を泳ぐことができるように指導をしていきます。
早く、青空のもとで水泳授業を実施したいです。