学校のようす >> 記事詳細

2025/05/13

3年「そらんぽ」校外学習 学ぶ姿は普段のあたたかい雰囲気でいっぱい!

| by 大池中HP管理者
先週5月9日(金)の午前中、3年生すべてのクラスで「そらんぽ四日市 四日市公害と環境未来館・プラネタリウム」への校外学習を実施しました。小雨の降る中、5台のバスで大池中学校を9時30分に出発。予定よりも10分ほど遅れで到着し、注意点を確認後、2つのグループに分かれての学習がはじまりました。


大池中学校の3年生の行動や言葉、普段の学校生活の様子はホームページや学校だよりでもお伝えしていますが、午前中だけの校外学習の時間の中でも、「さすが3年生!」「大池中学校は先輩の姿から学べる学校です!」という言葉がしっかりとあてはまる時間となりました。

普段の学校生活や授業での様子がそまま、校外学習の場である「そらんぽ」でも何もかわらない3年生の姿をいっぱい見ることができました。それは、3年生全体のあたたかな雰囲気の中で、自分の意見や考えをしっかりと伝えることができること。その意見をみんながしっかりと聴くことができること。そして拍手ができる雰囲気があること。「四日市公害にかかわる環境問題について」担当の丹羽様から講義形式の学習の中でも表れていました。

講義をわかりやすく丁寧な言葉で説明してくれたこと。大切なポイントを可視化されたイラストや図・グラフ、写真からみる歴史的な背景などの説明だけではなく、子どもたちの声を引き出していただき、「間違えてもいいんだよ!」というあたたかい言葉に背中を押され、3年生の子どもたちは、環境について知っていること、公害について知っていることをはじめ、環境課題に向き合いながら「伝えること」「発表すること」を堂々と自分の考えや気づきを発表してくれました。そのあたたかな雰囲気は、今の3年生の日常であると思いました。普段の授業から、班学習やペア学習を通して、『安心して自分の思いや意見を伝えることができる』クラスの様子がそのまま講義や見学でもしっかりと表れていたように思います。



講義を通して、子どもたちからは次のような感想を学年の先生を通して聴くことができました。『丁寧に説明してしてもらって、本当に分かりやすかったです。説明してもらた後に展示館を見学したので、さらにわかりやすくなりました。』という感想がいっぱい。1時間を2グループ分講義をいただきました丹羽様ありがとうございました。
講義を受けての展示室では四日市公害の歴史から今にかけての課題、そして未来に向けての四日市市が目指していく方向性等を資料や映像、展示品等を通じて学ぶことができました。3年生の姿から印象に残ったのは、水色のジャケットを着た展示解説スタッフのみなさんに子どもたちから質問やお話を聴く積極的な姿です。1時間ほどの展示見学学習が足りないくらい、最後まで話しを本当にイキイキとした表情で聴くグループもいっぱいでした。また、講義の中で紹介を受けた、四日市公害の語り部のみなさんの映像を多くの子どもたちが見ていて、学習用カードにしっかりと記入をしていたことも強く印象に残っています。

これから3年生は、修学旅行で広島に向かいます。今回の「環境学習」と同じように「平和学習」にも自ら学びを求めていく姿をいっぱい見られると思います。共通していえるのは「人権学習としての学びがしっかりとできる学年」であること。また、大阪万博においては、SDGsについても積極的に学習をするきっかけとなった校外学習になりました。お世話になりましたスタッフの皆さま、大変お忙しい中、ずべてにおいて丁寧な対応をいただいたことに心から感謝をいたします。ありがとうございました。

12:33