
4年生では、工夫して〇の数を求める問題を行いました。この問題では、いくつのまとまりでみるか、どんな形でまとまりをつくるかといったところが、子どもの見方考え方が試されるところです。子どもの自由な発想が見られました。
また、別の学級では、図工の作品を鑑賞する活動を行いました。鑑賞は、そもそも作品をみることだけを求めるのではなく、技法、色使い、材料などその子独自のよさを見つけ出すことで、今後の製作活動に生かしていくというねらいもあります。今後の製作活動につながることを願っています。
5年生では、分数のたしざんでした。5・6年生は、算数の授業を少人数で行うために3クラスで行っています。少人数で指導することで、一人ひとりをよりきめ細やかに見ることができます。今日はその様子を見ていただくことができました。また、後半は、ジャンプの問をグループで考えている場面も見ていただくことができました。
6年生では、図工の鑑賞「ムンクの叫び」の作品を使って鑑賞活動をしていました。この絵は、ムンクの実体験から描かれたものです。夕暮れに道を歩いていて、日没が赤く広がっていく光景を目にし、『自然をつらぬく叫びのようなものを感じた』、そしてこの絵を描いた、という言葉を残しているそうです。そういったことを子どもに作品から感じ取らせようとしました。
ムンクについて調べてみると、幼いころに母親と姉を亡くし、自身も病気がちであったことから、死を身近なものとして感じていたムンクは、目に見える世界よりも、見ることのできない人間の内面や感情を描き出すことを、画家としての自分の仕事だと決意し、生涯にわたって制作を続けました」(東京都美術館 学芸員 小林明子さん)とありました。
2組では、社会で室町幕府の力が弱まっていく様子を、応仁の乱、下克上といった事象から考えさせていきました。歴史的な事象は、複数の出来事が関連しあって出来上がっていくものです。
そういったつながりを意識しながら学んでいました。