
「かさこじぞう」の物語文の音読をしている場面を見ました。
きちんと全員が教科書を持って,音読を聞いています。
当たり前のようですが,これがきちんとできるということは,ふだんの指導が行き届いていることがうかがえます。これは子どもと先生との関係づくりです。
しかも先生にやらされるというのではなく,子どもたちの様子を見ていると,音読を聞いて内容を読み描く→音読にそれが表れる→様子がよく感じられる→それを感じたいから教科書を見て聞くといったことが繰り返されているのだと思いました。
今後,家で音読を聞いていただく際に,よければ,「〇〇のところが,~~の様子がよく伝わってきたよ。」といったように,具体的にほめてあげてください。
上手に読もうとするよりも,様子を思い浮かべながら読むように伝えています。