四日市市立県小学校  
 令和7年度,県小学校は創立151周年です。昨年度は、150周年記念として、上記の写真のような取り組みを行いました。                     
 

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2024/09/30

【1年生】新出漢字の練習から・・・ものの見方へ

| by 県小HP管理者

新出漢字で習う漢字が難しくなりました。
今日は「先」。
「はね」「はらい」があります。
低学年の子どもたちにとっては,特に「はらい」が難しいです。
鉛筆を少しずつノートから離していくという力加減が難しいからです。
また,形をとることが難しいです。
そんなときには,今日担任の先生が指導していましたが,四つの部屋と縦と横の中心線を頼りに書かせます。
例えば,今日習った「先」の縦はたての中心,四画目の横の画は,横の中心線を通るというように伝えていました。
さらに,1マスを四等分して,左上を1の部屋,右上を2の部屋,左下を3の部屋,右下を4の部屋というようにしています。例えば,「先」は「書き始めは1の部屋から,終わりは4の部屋」というように,漢字ドリルの手本を見て,中心やそれぞれの画がどの部屋を通るのかを読み取れるようになることが大切です。ただ何となく手本を見るのではなく,手掛かりにするところを見つけられるようにするとよいと思っています。
形をとるのが難しい時には,手掛かりになることを伝えてあげてください。これは,書写にもつながります。毛筆の場合,筆遣いはすぐには上手になりませんが,字の形は,手本を読み取れば,書き写すことができます。
発展的には,写生も同じことが言えます。ものを捉えることができるようになると様々なところにものの見方(捉え方)が広がります。
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