本校では、朝の時間を活用した「チューブタイム」に取り組んでいます。登校後の30分間を、学年ごとにテーマをもって有意義に過ごす時間として設定しています。この取り組みも半年が過ぎました。

3年生は、入試対策や実力テストに向けた自己調整学習に励んでいます。自分の課題を見つめ、集中して問題に取り組む姿には、受験生としての意識の高まりが感じられます。静かな教室の中で鉛筆の音だけが響き、「自分の力を伸ばしたい」という気持ちが伝わってきます。

一方、1・2年生は、読書をしたり、朝の連絡や準備を丁寧に進めたりしながら、穏やかなスタートを切っています。友達と小さく声を交わしながらページをめくる姿や、担任の話をしっかり聞く姿が見られ、「落ち着いて一日を始める」という習慣がしっかり根づいてきました。

「チューブタイム」は、学年ごとの発達に合わせた形で、自分を整え、学びに向かう姿勢を育てる時間です。今日は、四日市市教育委員会の方にも様子を見に来ていただきました。これからも、心と頭のスイッチを入れる大切な朝のひとときとして、学校全体で大切にしていきます。