ある日、図書室へ行くと、4年生のこどもたちが学習していました。
見ると、普段と様子が違います。

タブレットを横に本を広げているのは、最近ではよく見る光景ですが・・・

本の「表紙」を撮影していました。
本の内容をメモしたり記録したりすることはあっても、表紙を撮影する姿はあまり見ることはありません。
さらには・・・

熱心に本を選んでいるのは『分類8 言語』のコーナー。
お隣の『分類9 文学』は本も多くこどもたちに人気なので、こどもが集まる光景をよく見ますが、言語コーナーでじっくり本を選ぶ姿にはなかなか出合いません。
4年生が学習していたのは、国語の『図書館へ行こう』という単元。
図書館の本は10の分類に分けられていることを学んだ上で、それぞれの分類からお気に入りの1冊を選んで、タブレットの中に『10冊ミニ図書館』をつくろう、という学習でした。
大人もそうかもしれませんが、こどもたちも自分の興味のあるジャンルがあり、図書館へ行くと本を探す棚が偏りがちです。
4年生のこどもたちは、分類が10もあることを学び、それぞれのジャンルから“お気に入り”を探すことで、どんな本があるのかを知ったりこれまでは手にすることのなかった新たな面白い本に出合ったりします。
ある子がチョイスしたラインナップの一部を見せてもらいました。

確かに、普段なら手にしないような本があります。
タブレット上のミニ図書館にまとめると、この通り。

図書館には多くの本があり、ジャンルも多岐にわたります。
図書館司書や図書ボランティア皆さんのお力も借り、こどもたちが興味を持ち読書に親しめる環境づくりに努めています。
浜田小学校は、四日市市指定の『読書推進校』として、読書に親しむ取り組みを推進しています。
来週には図書館まつりもスタートします。改めて、様々な本に出合い、読書に親しむ機会としていきたいと思います。