青い植木鉢と、ペットボトルじょうろを持って運動場に出てきた1年生。
これから始まるのは、アサガオの種まきのよう。
既に教室で、種まきの段取りや方法を教わってきたようで、簡単な教師の指示で作業が進んでいきます。
まずは、土の準備。
1人1袋配られた栽培用の土を、こぼさないように慎重にソーっと植木鉢に入れ、てのひらでポンポンたたいたりなでたりしてならしました。
土の準備ができたら種まきへ。
「指で5つの穴を開けます。穴が近すぎると窮屈だし、遠すぎるとアサガオ寂しいよ」
と教師が声をかけると
「これくらいかな」
「さいころの『5』の形だね」
なんて言いながら、人差し指をズボッ。
その穴に1粒ずつ種を入れたら土をかぶせます。
周りの土を少しずつ穴に落としながら
「アサガオが風邪をひかないようにしなきゃね」
とつぶやく子。
うん、大事なアサガオ、かわいいアサガオが風邪をひいて目を出せなかったら大変です。
次は“栄養の粒”。粒状の肥料を植木鉢の4隅に乗せます。
ビニル袋に入った白い粒を4か所に分けるのですが、子どもたちは、いくつずつ置いていけばいいのか悩んでいる様子。
そこで、1粒ずつ順番に4隅に置いていったら、1周置く前に粒がなくなりました。
「どうしよう、足りないよ」
「同じにならないよ」
と、子どもたちから困惑の声。
だいじょうぶですよ。粒が水に溶けて、全体に栄養が広がりますからね。
最後の作業は、水やり。
職員室前にしつらえた棚に、クラス別に植木鉢を並べ、ペットボトルじょうろ1本分水をあげました。
「大きくなあれ、大きくなあれ」
「かわいくなあれ、かわいくなあれ」
「もっとあげたい」
職員室前の犬走に、ズラーーーーーりと、子どもたちの植木鉢が並びました。
これから毎朝、アサガオが芽を待ちわび、そして生長を楽しみにして、せっせと水やりの励むことでしょう。