教卓の上には、オレンジジュースの入った5つのコップ。
ジュースを5人に分けたものなのですが、入っている量がバラバラ。
これでは、少ないものが当たった人が怒っても仕方ありませんよね。
そこで、教師から子どもたちにお願い。
「誰も怒らないようにするには、どうしたらよいでしょう?」
子どもたちは、班に1本、水の入ったペットボトルを受け取ると、1dLますと1Lますを用意して活動開始。
まず、5つのますに、教卓のコップと同じ量になるように水を量り取り、それから、班で知恵を出し合って、平等にする方法を考え、その考えと方法をタブレットを使ってまとめます。
「多いのを少ないのに移してさ…」
「全部でどれだけあるか調べようよ」
「まず、計算しよう」
考えを出し合い、方向がまとまったら、大きなますにすべての水を集める班、ノートを出して計算を始める班、ますからますへ水を移す班…
子どもたちはどんな方法を思いつき、どの様に解決するのでしょうか。
これは、算数の授業の一コマ。
この活動をきっかけにして、“平均”について学習を進めます。