2限目と3限目の業間10時35分、「実施予告なし」の避難訓練を行いました。
「訓練、訓練！緊急地震速報　地震です！命にかかわるぐらいの揺れが、すぐにきます」「ビーッ！ビーッ！ビーッ！（警報音）‥ゴーッ！（地震音）」
　休憩時間を思い思いに過ごしていた子どもたちが、「ハッ」と反応し、身をかがめたり机の下にもぐったりする安全行動を始めました。
　揺れが収まった後、余震の可能性を想定し、一時避難場所運動場へ集合。
　訓練の狙いの確認と反省を行いました。
「午後2時46分」「午前5時46分」「午前11時58分」3種類の時刻を提示し、
「これらの時刻の意味がわかる人はいますか？」と全校に問いてみました。すると、数名が挙手し、高学年の一人が、
「東日本大震災、阪神淡路大震災、関東大震災が起こった時刻です。」
と、見事な回答。大きな拍手が起こりました。
　地震を含め、災害はいつ発生するのかは、今の科学でも予知しきれていません。もし災害に出会ってしまったときに、少しでも安全確保できるように、適切な行動ができるように、必要な基礎知識、行動様式を身に着け、考えて行動できるように学校での訓練を重ねていきます。