先日に引き続き、聞き取り学習第2弾として、海蔵川の桜を調べているチームが、海蔵地区連合自治会長を招き、海蔵川の桜の歴史、桜まつりの様子や思いについて話を聞かせていただきました。
(講話の一部を紹介します)
海蔵川の桜は昭和28年、海蔵川の改修工事の際に植樹され、その後、皇太子のご成婚記念の際にも植樹される等拡充され現在に至ります。その後、地元の方のたゆまぬ努力により、平成期に最盛期を迎え、令和に入り老朽期に入りました。
桜まつりは地元の貴重な財産として守り続けようと、地元の人々で構成する桜まつり実行委員会によって、これまでに38回行われてきました。
海蔵川の桜は、ソメイヨシノという種類で、寿命は60年~100年と言われており、海蔵の桜は植樹から65年が経ち、一部枯死したものもあり、現在は400本弱となっています。
令和5年度の桜まつりでは、来場者が約10万人以上と、これまでで最高の人出となりましたが、今年の桜まつりは桜の木の老朽化に伴う危険から中止と判断をしました。
桜まつりを行っていた頃は、実行委員が、会議や木の剪定、堤防や川の清掃、案内の作成等、無償で行い、桜まつりを大切にしてきました。
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これ以外にも、パワーポイントで資料や写真を提示し、とても分かりやすく話をしていただきました。
しっかりとメモを取りながら話を聞く姿がありました。
このように、今日は海蔵の大切な財産を守り受け継いでくれている方の思いに触れることができました。私たちの住む「海蔵」のよさや誇りを胸に、これからもどんどんと地区のことを学んでくださいね。
そして、学んだことをみんなに伝えてくださいね。