3年生が、道徳教材をもとに考えあっていました。

あらすじ…ゆき(主人公)は、絵に色を塗ることが得意。なかよしのノンは、逆に下書きの絵は得意だけど色塗りは苦手。ノンはきれいな下書きを描いたが、木の色塗りで悩んでいた。ゆきは、お手伝いのつもりで少し色を付ける。ノンは「あっ、いいの、いいの。自分でやるから。」と断りますが、ゆきは「いいのよ、友だちじゃないの。まかしときなさいって。」と木を塗ってしまう。でも、ノンはだまったまま絵の具を片付け始めた。ゆきは「いい絵になったのに…」と思ったが…。後日、その作品が金賞となり、木の色遣いが上手だと、先生やクラスから評価されることになった。ノンは悲しそうな顔をしている。ゆきは「どうして悲しそうな顔をしているの?私がいけないの?私がしたことっていったい…」と、絵を見ることができなくなった。

教材をもとに「親切とおせっかいの違い」を考えあいました。
「親切は、やさしくすることだと思います。」
「思いやりがあることが親切ではないかな。」
「おせっかいは、余計な世話を焼くこと。」
「必要もないのに手を出すことはおせっかいだと思います。」
親切とおせっかいは紙一重のところもありますが、一生懸命その違いについて思いを出し合いました。
では、ノンの行動は?自分にはそういうところがない?これからの自分たちにつながる話し合いが続けられました。