6月8日(月)2限目
2年2組の授業公開が視聴覚室で行われました。
学習内容は、道徳科「とくべつな たからもの」でした。

この授業は、全教員と育ち支援課:青木課付主幹が見守る中、始まりました。 授業者:柴田先生の道徳科の授業提案から、授業づくりを学び合う研修会の一つでした。

授業の様子を紹介します。
初めに、柴田先生が紙芝居を読み出すと、2年2組のみんなは、しずかにお話を聞きました。紙芝居はみんな大好きです。

お話の内容は次のようです。「主人公のくまくんは宝物をたくさん集めていると、穴に落ちたねずみの子を見つけました。穴に入って助けるくまくん。でも、つなを両手でのぼらないと助けられません。そのために、大事な宝物をすてる必要があります。思い切って宝物を捨て、ねずみの子を助けました。ねずみの子からお礼に一粒のどんぐりをもらいます。くまくんはそれを『とくべつな たからもの』だとよろこびます。」
柴田先生は、みんなに自分のこととして考えてもらうために、「自分の今の宝物は何か」と授業前に一人一人から聞いていました。そして、「自分がくまくんだったら、A同じように(宝物を捨てて)助ける。 B迷う。 C(宝物を守り)助けない。」のどの立場を選ぶか、たずねました。

子どもたちは真剣に考え、ABCの考えに分かれました。床に線が引かれ、座る位置でだれがどの考えか、見てすぐにわかる工夫がされていました。
AとCの立場を代表して2人ずつ、いすに座って、「なぜそう考えたのか」とインタビューを先生から受けます。しかも、マイク型の指示棒に向かってお話をします。

代表者はうれしそうに、考えた理由を話してくれました。その後、再度、自分の考えを聞かれると、考えを変更する友だちがたくさんいました。Aの考えが増えました。

次に、「くまくんが『ええい!』と言って、宝物をすてた」最後の場面の気持ちを考えました。
「心が大きくゆれたと思う。」「ねずみの子の命の方が大切である。」という意見が出されました。そして、先生が「ねずみ役」、挙手した子が「くまくん役」になって、演技(ロールプレイング)を行い、くまくんの気持ちにせまります。



くまくんの「宝物をすてたくない。でも、助けないといけない。」「ねずみの子からもらった一粒のどんぐりこそ、一粒だけど、宝物なんだね。」という気持ちをわかる子が増えてきました。

最後に、ふりかえりを書きました。2年生になって3か月。自分の思いをたくさん書けるみんなの姿にびっくりしました。また、「これからがんばりたいこと」「友だちの意見を聞き考えが広まったこと」「モヤモヤしたこと」の3つから選んで書くこともできました。

45分間、真剣に考えた2年2組のみんなに感心しました。よくがんばりましたね。
このような姿を引き出した柴田先生の授業づくりの工夫が、キラキラひかっていました。 みごとな授業でした。

今週木曜日、全教員で柴田先生の授業づくりをもとに勉強会を開きます。
みんなが「楽しかった!」「勉強してよかった!」「もっとやりたい!」という授業をめざして、全教員でがんばります!