課題として提示されたのは「ワシリーカデンスキーはかせの まる・さんかく・しかく の ふしぎなせかい です。まずは、この絵を見て、何に見えるか考える活動でした。子どもたちの考えは柔軟で、素敵です。
「こことここが目になって、ここが鼻みたいだよ」思わずつぶやきがもれます。教師が、「えっ!どこどこ?」というと、黒板まで出て来て、「こことここだよ」と指し示して発言しました。すると、聞いていた子どもたちから「あー、なるほど」の声。「私もそう思ったけど、もっとつけたしで・・・」とどんどん話し合いが深まっていきます。
授業の最後の活動は、「一ばんおもしろいところはどこ?なぜそう思ったかをつたえよう」でした。鑑賞は、答えがなくて子どもたちが自分で自由な発想を言い合える活動でもあります。こういった活動を通して、主体的・対話的で深い学びにつなげていきます。