長い休みのあとも、昼休みの子どもたちは元気に運動場に繰り出します。
今日、子どもたちが足を止めていたのは、運動場手前のキャベツ畑です。大きく育っているからでしょうか・・。
「あれっ」「変だな」。さらに集まってきました。
「まずいことになってる」。ゴールデンウィーク中に、青虫が増えて、キャベツの葉を食べつくす勢いなのです。
どの葉を拾っても、一匹二匹は青虫がいます。どうやら、モンシロチョウの幼虫のようです。
次に子どもたちが発見したのが、すぐ脇の屋外トイレの壁を青虫が上がっていって、さなぎになっている様子。「なんで黄色が好きなん?」「知らんわ。木と間違えてるの?」。
農地なら農薬をまいて駆除するところでしょうが、学校はむしろ、幼虫とキャベツの関係が見られる絶好の場所です。推定数百匹の青虫は、何匹かは捕獲されて、教室でその成長を観察する対象となり、他は黄色い壁の上でサナギからかえって、羽ばたいていくことでしょう。