第一工業製薬株式会社四日市工場の方を講師に迎え、企業連携授業を行いました。

「洗剤はどうして汚れを落とすのだろう?」という課題です。

洗剤を付けた舟を水に浮かべるとどうなるか、実験をしました。
舟はすーっと前に進みます。表面張力と界面活性剤の作用によるものです。

試験管には水と油が入っています。当然分離していますが、界面活性剤、いわゆる洗剤を入れると分離せず乳化することを知りました。


さらに、すすを溶かした水に界面活性剤を入れると、そこに布を浸しても黒くならないことも知りました。分散作用というようです。
いくつかの実験を通して洗剤が汚れを落とす秘密を解決できたようです。

最後は、子どもたちが好きな香りや粘り具合を選択し、オリジナルの手洗い石鹸を作りました。知的好奇心を満たされ、お土産もゲットできて満足そうでした。