
今日は,休み時間に地震が起こった後,火災が起き,運動場に避難をするという想定で訓練を行いました。
休み時間だったこともあり,放送が聞き取りにくかったかもわかりませんが,運動場で遊んでいた子どもたちは,低姿勢になって身を守る様子があまり見られませんでした。職員室前の廊下の子たちは頭を守り,低姿勢で座っている様子が見られました。
担当の先生が「地震の揺れがおさまったので,避難をしましょう。」という合図で,運動場に避難をしました。全員がそろうまで,7分30秒ほどかかりました。
教室に戻った後,放送で緊急地震速報の音を聞かせました。
この音が鳴った後におよそ約10秒以内で自分の命を守る行動しなければいけないことを伝えました。命を守る行動とは,落ちてきそうなもの,倒れてきそうなものから離れるということです。
訓練では,その10秒足らずの時間で素早く動くことが大切だと伝えました。
また,避難については,先日三重大学の川口教授から,津波警報が出たときには,校舎ではなく,できるだけ西の方に避難するということを教えていただきました。校舎は火事になるので,くるべ遺跡に避難するべきだとのことでした。また,津波とは直接関係はありませんが,富田地区は地盤が柔らかく,液状化現象が起こるとも話していました。
そこで,運動場への集合とくるべ遺跡への避難の時間を合わせて,津波到達予想時間およそ60分以内に避難を完了する必要があります。できるだけ短い時間で避難完了するためには,素早く集合することが大切だと話しました。
今後の訓練でも素早く避難できるようにしていこうと思います。
最後に,家にいるときにも地震は起こり得ますので,できるだけ西側に避難するように各家庭で経路,具体的な避難場所について決めておくように伝えたので,ご家庭で話し合っておいてください。