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2018/07/18

ゲストティーチャー(6年・4年)

| by 学校長
 7月12日(火)は、2つの授業で3名のゲストティーチャーに来校いただきました。まず、2限目、6年生の社会科には、富洲原地区まちづくり委員会、歴史部会の平野貢さんと井村浩三さんにお越しいただきました。夏休みを前に、この地域の歴史についてお話しいただきました。夏の自由研究の参考になれば、とのねらいもあります。
 まず井村先生からは、富洲原の三地区の人口推移のグラフから、昔盛んだった紡績業のお話。また、江戸時代の古地図をもとに、昔は桑名藩に属していた頃のお話などを聞かせていただきました。続いて、平野先生からは、富田一色が出発点で、今も道沿いにたくさんの名所や遺跡が残る八風街道のお話。「四九の市」とイオンを比べてみるのも面白いと言うお話。また、昔の学校や子ども達の遊びについても聞かせていただきました。社会科作品展は、主に郷土のことをテーマにします。このお話を参考に、郷土の歴史や産業について調べてみてはどうでしょうか。

このグラフを見て気が付くことは?

江戸時代、このあたりは桑名藩に属していました。

これが、昔の八風海道です。

みんなもよく知っている明願寺。

 続いて、3・4限目は、5月に5年生がメダカの勉強でお世話になった伊藤敏彦さんにお越しいただき、4年生に「夏の星座」のお話をしていただきました。以前もご紹介しましたが、伊藤先生は元中学校の理科の先生で、今でも大学の非常勤講師をされている理科のスペシャリストです。星には、自分で燃えて光っている恒星と、その反射で見える惑星があるというお話から始まりました。星空の写真を見て気が付くことから、星にはいろんな色があって、温度が違うことも知りました。また、パソコンの星座ソフトを使って、夏の星座や今日の星空のお話など、わかりやすく説明していただきました。最後に、質問タイムを設けてもらうと、たくさんの子が質問していました。
「星座は何種あるんですか?」「星はどうやって作られるんですか?」、「ブラックホールはどうやってできたのですか?」
 今日の授業をきっかけに、子ども達の星や宇宙への興味が広がったようです。
 3名のゲストティーチャーは、本校の卒業生で、子ども達の大先輩でもあります。今後とも、コミュニティスクールの取組の一環として、地域にある人材との連携を、広げていきたいと願っています。

星には大きく2種類あってね・・・

これが惑星です。

はい、そこの君!

北の空から、南の空へ目を向けると・・
質問コーナーでは、たくさんの子が立ちました。

15:28