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2018/05/31

ゲストティーチャー(5年・理科)

| by 学校長
 5月31日(木)、5年生にゲストティーチャーが来てくださいました。伊藤敏彦先生です。富田一色在住で、元愛知県の中学校校長、現在中部大学の非常勤講師をされています。長年理科教育でご活躍いただいている方です。コミュニティスクールとして、地域連携を広げていきたいとの声を、聞いていただいた方のご紹介から実現しました。
 今回は、5年生の理科、「メダカ」の授業でした。1・2限目が1組、3・4限目が2組と2回に分けて行い、本校の理科専科の教員も、アシスタントとして参加しました。伊藤先生には、当日お家で飼われているメダカや、その卵などをお持ちいただきました。まず、メダカのオス・メスの見分け方から。見分ける特徴は、ひれにあることを知ってから、各班1匹ずつ容器に入れてもらい、オス・メスの判別をしました。その後、次の班に順にその容器に入ったメダカを回していき、最初の見分けが正しかったか判定していきました。さすが、しっかりと観察したので、ほとんどの班が正しかったです。次は、メダカの卵の観察。解剖顕微鏡で観察をしながら、卵が育つ順番について考えていきました。大きな目玉や、心臓の鼓動、体を急に動かすところなどがはっきりと見え、子ども達は興味深そうに顕微鏡をのぞいていました。卵は案外丈夫だそうで、手で触らせてもらう体験もしました。最後に、メダカのエサの顕微鏡映像を投影してもらい、授業は終了。
 さすがは、長年中学校で教鞭をとられてきた理科のスペシャリスト。小学生相手でも、うまく興味を引き、楽しくわかりやすく授業を進めていただきました。特に、メダカやその卵をたくさん持ってきていただき、実物を見たり触ったりできた体験は大きかったです。授業が楽しかったのでしょう、終わってから先生に、「また今度も来てくれるの?」と聞いていた児童もいました。今後は、4年生の「星」、6年生の「大地のつくり」でゲストティーチャーとしてお越しいただく予定にしています。

オスとメスの見分け方は、ひれを見ると・・・

これはオスだと思うけどなぁ・・

お持ちいただいたメダカと、その卵やエサ

解剖顕微鏡で卵を観察

どれどれ、もっとよく見えるように・・・

この卵は、何番目だと思う?
卵は小っちゃいけど、目みたいなのが見える

15:37