日誌

5年生より >> 記事詳細

2018/09/13

稲刈りをしました

| by 富洲原小学校教職員
 1学期から育てている稲の稲穂が薄茶色へと変わり、ついに収穫を迎えました。育て始めから約4ヶ月。一人ひとりの手で自分たちの育てた稲を刈ろうと告げると、大きな喜びの声があがりました。  
 外に出て、さあ収穫の時です。恐る恐る手にした鎌で稲を刈っていきました。器用に力を加減しながら行う子となかなか上手くいかない子。それでもグループで助け合いながら、最後には全員が嬉しそうに刈ったばかりの稲を握りしめていました。
 これまでは、食生活の中で当たり前のように口にしていたお米。ですが、どんな場所でどのように育てられていたのか、また育てている方々の想いをあまり知る子はいませんでした。初めて小さな種から芽を出した様子を観察し、土に植えてもすぐに倒れてしまう難しさを知り、梅雨の時期にすくすくと育つ様子に触れ、ギシギシと稲を刈る音をその耳で聞き、さらに社会科ではお米の消費量が年々減ってきている社会の現状や農家の苦労、品種改良の理由などを学習した子どもたちの心には、今お米がどのように映っているのでしょうか。ぜひ、この機会にご家庭で子どもたちからお話を聞いてみてください。

16:05