子どもたちにとっては,何といっても6年間のメインイベントとも言える修学旅行に,全員参加で無事に行ってくることができました。両日ともに気持ちのいい秋晴れ。本当に心弾む二日間でした。朝早くからの準備にお見送り,そしてお忙しい中のお迎え,本当にありがとうございました。
出発式では校長先生のお話を聞き,実行委員さんによる児童代表のあいさつがありました。さあ,バスに乗りこんで出発です。少し眠たいけれど,心はワクワクですね。
バスの中も元気いっぱい。甲南PAで休憩後,いよいよバスレク&おやつタイムです。
キッザニアに到着。早速夕暮れの街へ。思い思いのアクティビティの予約をしたり,体験したりしています。人気の食品系のお店は,なかなか予約がとれず,帰るぎりぎりの時間にやっととれたものもありました。自分の未来につながる,様々な職業体験から学ぶものは.とても大きかったです。
夕暮れの平等院。改修後,建立当時そのままに,美しい弁柄に塗られた鳳凰堂に「本当に十円玉の絵だ!」との声も
入館式。「四日市の富洲原小学校の六年生七十名です。よろしくお願いします。」
楽しい夕食。ご馳走を前に心もウキウキします。
お風呂の後は,伝統芸能体験。今年は狂言の体験です。大蔵流の狂言師,山本さんに来ていただきました。
そうれ「わぁーはっはっはっはー」山本さんの指導で「大笑い」をみんなで練習しました。やっているだけで愉快な気分になってきますね。
部屋長会。部屋のメンバーにこれからのスケジュールや,注意事項を伝えます。部屋長の大切な仕事です。全員がルールを守り,次の日の活動に備えてみんなぐっすりと休むことができました。
二日目。退館式です。お世話になった旅館の方にお礼の言葉を言います。「宇治といえばお茶。新茶の季節と,紅葉の季節にまたぜひ来てください。」というお話をいただきました。
金閣が一番きれいに見える池の対岸で,恒例の班写真です。今日もいい天気で,金閣は朝の光にピカピカに輝いていました。
外国人観光客の方がとても多くなってきた京都ですが,この日は比較的すいていて,夕佳亭の南天の床柱もじっくりと見ることができました。
二条城に到着。ここは見学態度に厳しいことでも有名です。うぐいす張りを確かめるためにジャンプなんかしないようにね。
二条城といえばお約束の床下のぞき。目かすがいとくぎによる「うぐいす張り」のしくみを確かめます。真っ暗な通気口の中の全然違う場所をのぞいている人も・・・
昼食場所の同志社大学良心館。学食で大学生気分を味わいます。
「うーん何にしようかな。いっぱい食べたいものあるけどここはやっぱり買い物に備えて節約だな。」三十分ほど到着が早まったので,学生さんの授業終了より早く入れたことが,とてもラッキーでした。
銀閣寺。向月台や銀沙灘の見事さはいつ見ても驚かされます。この庭自体は江戸時代のものですが,事前学習で勉強した,室町時代に被差別の立場にありながら,庭造りの技術を伝えた又四郎たちの心意気が伝わってきます。
銀閣はここからがベストショットなのでしょう。ぬり絵などにも,この絵が一番よく使われています。
いよいよ修学旅行もラスト。楽しみにしていた清水での班行動が始まります。
清水の舞台もこの通りで,少し残念です。
京都市街の絶景を見られる場所もほんの少ししかありません。
音羽の滝。効能については諸説あるようですが,自分で思いこんでいれば,どんなことにも効きそうですね。
家族の顔を思い浮かべながら,あれこれ迷うのも楽しいものです。みんなたくさんのお土産をかかえて,とてもうれしそうでした。
すべての訪問地の見学を終え,帰路に着きます。
帰りのバスも,行き以上にカラオケなどで盛り上がり
本当に楽しく実りのある二日間となりました。
運転士さんやガイドさん,写真屋さんに添乗員さん。
たくさんの人に支えられて,修学旅行は大成功でした。
きっとこの夜は,お土産とみやげ話の花が,それぞれの
お家庭で咲いたことでしょう。
GOALにむけて,また一つ,大きなイベントが終わり
ました。