本日の3時間目、2年生のキャリア学習の一環として気象予報士の石榑亜紀子さんを招き、講演会を行いました。
石榑さんは、四日市出身。テレビでも活躍してみえる身近な人生の先輩ということもあり、昨年に引き続き今年もお越しいただきました。

これまでの人生の歩みと、気象予報士になったきっかけ、気象予報士になってからの苦労や喜びについて、また、仕事に就くための条件や仕事内容など、わかりやすく語っていただきました。



「今好きなことが今後のきっかけになるかもしれない。今好きなこと、楽しいと思えることや趣味を増やしていこう。好きなことを一つ一つ積み上げていこう。これから苦しくなったとき、その好きなことが支えにもなる。振り返ると、自分もこれまで紆余曲折しながら探し続けてきた。中学校のスポーツや勉強で養った忍耐力に支えられた。自分の中で小さな目標をもって頑張ることが大切ですよ。」と言うメッセージもいただきました。

生徒の感想をひとつ紹介します。
「石榑さんの話を聞いて気象予報士のイメージがだいぶ変わりました。原稿は他の人が作ってくれると思っていたし、スタジオで話すのは3分くらいと初めて聞いたので、驚きました。一回就職してから、別の仕事に就いたのはすごいと思いました。これからは1回できなかったことでも2回目、3回目とチャレンジしていきたいと思います。今好きなことや趣味が少ししかないと思うので、これからたくさん作っていけたらいいと思いました。」
ほかにも、生徒たちは、気象予報士の仕事が、人の生活や命にかかわっていることや、予報が当たっても、プロとして当たり前でほめてもらえないこと、注意を促していても、いざ災害があると無力感に陥ってしまうことなど、プロとしての思いを、いろんな側面から深く感じ取っていたようです。また、今日の講演で、たくさんの元気もいただきました。
石榑さん! 機会があれば、また、内部中学校でお話ししてください。お待ちしています。本当にありがとうございました。