本校体育館の北西の敷地内に10メートルを超える大きな木が1本あり、今、薄紫の綺麗な花を咲かせています。職員も子どもたちも普段あまり意識することがなく、何の木かほとんど知られていませんが、実は「桐」(きり)の木なのです。桐の木は、日本国内でとれる木材としては最も軽く、湿気を通さず、割れや狂いが少ないという特徴があり、高級木材として重宝されてきました。日本では箏(こと)や箪笥(たんす)の材料として用いられることが多く、桐箪笥といえば高級家具の代名詞でした。また、桐は成長が早いため、かつて日本では女の子が生まれると桐を植え、結婚する際にはその桐で箪笥を作り嫁入り道具にするという風習もありました。最近では、「このような立派な桐の木は珍しい」と剪定の植木職人さんから言われました。みなさんも少し意識して桐の木と綺麗な花を見てみてください。
