4年生は国語で、800年ほど前に藤原定家が選んだ百首の句を選んだ「小倉百人一首」を学習しています。
“百人一首”と聞いて、思い浮かぶ短歌はありますか?
春過ぎて夏来にけらし白妙の
衣ほすてふ天の香具山 持統天皇
田子の浦にうち出でて見れば白妙の
富士の高嶺に雪は降りつつ 山部赤人
久方の光のどけき春の日に
しづ心なく花の散るらむ 紀友則
こんな、季節や自然、人を思う心を読んだ短歌を声に出して読み味わった子どもたちが、百人一首でかるた遊びを楽しんでいました。
歌の読み手は教師。
机の上に取り札を並べ、班の子と取り合います。
教室が静けさに包まれると、教師が上の句、そして下の句を読み上げます。
すると
「パーン!」
「バシッ!」
子どもたちが、手のひらで机をたたくように札をとっていく音があっちからこっちから聞こえてきます。
「やった」
「はやっ」
「わたしもみつけたのに」
そして、次の歌へ
教師がまだ上の句を読んでいる途中で、すっと手を伸ばして札を取っていく子がいるではありませんか。
驚いて尋ねると、上の句も下の句も覚えている歌があるそうです。
隣の学級は、班の中で、読み手と取り手を交代しながら楽しんでいました。
これを機会に、日本に伝統文化に親し、雅の世界を味わいましょう。
