国語で「こわれた千の楽器」という物語文を学習してきた4年生。
この時間は、物語を読んで想像したことや思い浮かべたことが伝わるように、読み方を工夫した音読を聴き合う「発表会」の時間です。
3つのグループに分かれて円になって座った子どもたちは、1人ずつ音読を披露。
そして、ワークシートに読む速さ、声の大きさ、声の調子、間の取り方の4つの観点について5段階で評価し、よかったことや工夫がうかがえたところを一言添えていきました。
ふと、あるグループの方に目を向けると、輪がずいぶん小さくなっていました。
どうやらその時音読していた子は、人前で話すのは恥ずかしくで声が小さくなってしまうよう。
グループの子は、顔を近づたり耳を寄せたりして、その子の音読を聴こうと集中。
掌を耳に当てる子も。
「大きな声で」とは、誰も言いません。
その子の発する声を、その子の工夫した音読を聴こうとしているのです。
声が大きい子もいれば、小さい子も。
話すことが得意な子もいれば、苦手な子も。
みんなの前に出ることが平気な子もいれば、緊張する子も。
安心できるよう、気持ちが和らぐよう、その子に寄り添って動ける子どもたちが素敵だなと思いました。
