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2025/05/14

「自分」で考え、判断・行動~メディアリテラシーと人権~

Tweet ThisSend to Facebook | by 学校長
3年生で、講師を招き「メディアリテラシーと人権について考える授業」を行いました。
四日市のこどもたちはすべて、小学校3年生と中学校2年生で、同じ講師から同じ内容でメディアリテラシーと人権について学んでいます。

メディア・リテラシーとは、インターネットなどから得た情報を正しく判断し活用する力。インターネットと聞くと新しいことのようですが、結局は「自分も周りの人も大切にする」という、基本的な、そしてとても大切なことにつながります。
授業のタイトルも「メディアリテラシーと“人権”について考える」となっています。
講師から「人権とはすべての人が持っている、幸せにいきるためのもの」、「差別とは、勝手な理由で、人の人権を奪うこと」との話の後、インターネットの情報で起こるトラブルなどを例にいくつも考える場を設けていただき、こどもたちは自分の経験や考えを熱心に議論していました。
終盤には、今後どんなクラスをつくっていきたいかを担任に意思表示しよう、という場面があり、こどもたちは元気に、「安心できるクラスを作りたい」というサインを出していました。

さらに「安心できるクラスは、だれが作るの?」と問われると、「自分たち!」と答え、自分たちひとりひとりの考えや言動が大切、ということを確認しました。

講師から「ではどうやって安心できるクラスをつくっていくのか、また考えてみてね」と『宿題』をいただいたこどもたち。さっそくその後、話し合いを行っていました。
安心できるクラスをつくっていくためにできることについて、「声をかける」「みんなで助け合う」「仲間を大切にする」など次々意見が出ました。担任からは、「みんなが元気になる『○○する』という、“プラスの言葉”で目標を持って、安心できるクラスをつくっていこう」と話がありました。

今回は「安心できる“クラス”をつくる」について考えました。『クラス』を『学校』や『家庭』などに置き換えれば、どこにおいても大切なこと。「それをつくるのは自分」という意識を持ち、判断・行動できるよう、こどもたちと考え続けていきたいと思います。

ご家庭でも、先日お配りした『メディアリテラシーと人権』のリーフレットをお子さんとご覧いただき、お話しいただければ嬉しいです。


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